もう集合日?
星組別箱『赤と黒』その他の配役と退団者の発表がありました。
100期の朱紫令真さんが大階段を降りず別箱で退団されることはとても寂しいですが、青年館で幸せなラストデーを迎えられますように。
星組『赤と黒』その他の配役
破線上の暁さんのお名前をみるたびに「ありちゃん(暁)がヒロインかと思った!」という友人のことばを思い出し笑ってしまいます。
有沙瞳・小桜ほのか
ジュリアン・礼真琴
ジェロニモ・暁千星
レナール夫人・有沙瞳
マチルド・詩ちづる
ヴァルノ夫人・小桜ほのか
エリザ・瑠璃花夏
ヒロイン(レナール夫人)は破線上ではありませんが、大方の予想どおり有沙瞳さんに決定しましたね。
驚くべきは娘役2番手役ともいえるマチルドが小桜さんではなく詩ちづるさんだったこと。
小桜さんは極美さん主演のバウ『ベアタ・ベアトリクス』で健気で控えめなヒロインを好演していただけに『赤と黒』の令嬢マチルドも似合うと思ったのですが…
しかし(ひろ香さんの妻)ヴァルノ夫人は芸達者しか演じられない存在感のある役なので小桜さんが適任なのでしょう。
礼真琴2人目の相手役
で、マチルドに選ばれた詩さんは礼さんの次期相手役として育成中なのか、そうでないのか、現状よく分からないというのが本音です。
ただ言えるのは舞空さんがいますぐどうこうなるという可能性は低く、
『ディミトリ』の新公ヒロインが詩さんでなかったことからも次期トップの育成は急務ではないということ。
じゃあ舞空さんが礼さんと添い遂げるのかと言われれば、それも絶対とは言い切れない。
なぜなら礼さんは柚希礼音さんや明日海りおさんらと同じく、10作以上の長期トップの可能性が高いから。
礼さんの任期が長期だからこそ、いまだに瀬央さんと暁さんの2番手ぼかしを続けている(時間の)余裕があるわけです。
さらに舞空さんを凪七さんの相手役として全国ツアーをまわらせ、コンビ関係に新鮮さを保たせようとしていることから
柚希さんと夢咲さんのように添い遂げることも十分考えられますし、私もそれを望んでいます。
しかし10期以上の長期となれば、途中で舞空さんが添い遂げ以外の道を選んでもおかしくはありませんし、
礼さんが明日海さんのように4人も相手役を変えることはないにしろ、2人目を迎えることは劇団の決定としてあり得ると思っています。
現に5組中3組のトップが2人目の相手を迎えています。
柚香さん(華→星風)
彩風さん(朝月→夢白)
真風さん(星風→潤花)
くり返しますが、
宝塚史上最高のダンサーコンビ『ことなこ』はとても人気が高く、添い遂げを望む声が大きい。
さらに星組は添い遂げが多いことからも、礼さんと舞空さんは同時退団が有力です。
しかし宝塚に絶対はありませんから
もし、礼さんが2人目の相手役を迎えることがあるとするなら、現時点でいちばん近いところにいるのが詩さんなのかなと。
もう少し分かりやすく見えてくるのが、
『1789』の配役にこたえが
次回大劇場公演『1789』の配役です。
アントワネットが有沙さんで
オランプが舞空さんだと信じて疑わなかったのですが、ここにきて新たな説が浮上!
アントワネットが舞空さんで
オランプが詩さんだった場合
これは一大事!
礼さんとの相性を見るテストなのかなとドキドキです。
・詩さんが分かりやすく上げられるのか
・まだまだ『ことなこ』は続くとホッとするのか
・それとも新たな候補が現れるのか…
小池先生のことですから役替わりがあるかもしれませんね。
そうなると男役の番手ぼかしだけでなく、娘役人事にもヤキモキさせられそうです。
有沙さんについても『赤と黒』でヒロインを取ったことに餞別・組替え・専科など深い意味があるのか無いのか。
娘役の人事が読めない時代に突入しているだけに星娘たちからも目が離せません。
なにはともあれ本日からお稽古がスタートした『Le Rouge et le Noir ~赤と黒~』。
礼さん率いる星組によって日本初演が大成功をおさめること願っております。