彩風咲奈の任期と雪組の悲願

彩風咲奈の任期と雪組の悲願 雪組

彩風さんの大劇場5作目、『ボイルド・ドイル・オンザ・トイル・トレイル』の先行画像が出ましたね。(タイトル長っ)

彩風さんは髭がよく似合っていてとてもステキ。夢白さんとの相性の良さは言わずもがな。

主な配役に朝美さんの名前がないことが話題になっていますが、心配はいらないのかなと。

これまで全作破線上をとり、ポスターにもインする強い2番手なので、後日公開されるポスターには掲載されるように思います。

で、そんな強い2番手が控えているうえ、6作目が『ベルサイユのばら』という思い出再演となると、彩風さんの任期について関心が高まるのは当然のこと。

彩風咲奈の任期について思うこと

御曹司への期待

宝塚110年の歴史をみても、彩風さんほど輝かしい経歴をもった人は稀ですし、今後もそうそう現れないでしょう。

・中3で一発合格
・93期の首席
・初詣ポスターモデル
・新人公演主演5回

そんな御曹司中の御曹司である彩風さんは6作で退団してしまうのでしょうか

入団から17年が経ち、劇団の期待どおり雪組100周年記念公演で組の顔となり、宝塚110周年公演でセンターを務めることは確実。

これは過去にトラウマを抱える雪組の悲願であるような気がしています。

雪組のトラウマ

というもの雪組歴代の任期は以下のとおり。

朝海ひかる(77期)7作  
水夏希(79期)7作  
音月桂(84期)4作  
壮一帆(82期)3作  
早霧せいな(87期)5作  
望海風斗(89期)6作  
         

こうして見てみると直近4名の任期が短く感じます。

それはかつての雪組御曹司・音月さんの早期退団の影響が大きい。

音月さんは雪組90周年&宝塚100周年の顔となるべく育成されてきたのですが、記念イヤーを待たずに退団。(このいきさつが雪組や劇団がいまも抱えるトラウマです)

その後も雪組からは星組(柚希礼音)や花組(明日海りお)のような長期トップは出ていません。

音月さん以降だと望海さんの6作が最長のため、ことあるごとに彩風さんの6作退団説が囁かれるのでしょう。

6作目は『ベルサイユのばら』だけど

しかし個人的には彩風さんは6作で退団しないと思っています。

というのも、過去5回新公主演したスターは音月桂さん、柚希礼音さん、珠城りょうさん、彩風咲奈さんの4人。

(事情のあった音月さんは除外して)柚希さんと珠城さんは8作以上であることから、やはり彩風さんも長期目的で育成されてきたのではないでしょうか。
(とはいえ、コロナの影響で就任が遅れているので当初の予定より短いのかもしれません)

いくらベルばらが宝塚に入るきっかけになった大切な作品だったとしても、ショースターの彩風さんが1本物で退団するとは思えないんですよね。

東京公演の千秋楽が10月13日で大運動会が16日というスケジュールにも注目。
この日程でトップスターを交代させるでしょうか?

いろいろ考えると彩風さんの任期は7作以上で、退団公演は『オリジナル芝居&ショー』の2本立てかなと思います。

2人目の相手役をむかえ包容力と色気が増した彩風さん。下級生への指導は厳しくも愛があってステキなリーダーだなと。

雪組100周年とベルばら上演で宝塚の歴史にその名を刻むトップスターとして、これからがまさに黄金期。
彩風さん率いる雪組が楽しみでなりません。

次回別箱『愛するには短すぎる』も『双曲線上のカルテ』も期待しています。

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