本日は怒涛のニュースラッシュでした。
初舞台生の口上&休演者発表、
花組公演『アルカンシェル』8日から再開、
星組『RRR』新人公演の中止。
そして宙組公演見合わせの発表…
宙組「ファイナルファンタジー」上演中止
2月末までにご遺族との話し合いが解決しなければ『FF』は上演中止という報道は本当だったんですね。
なのに、なんですか、この回りくどい文章は!!
『上演作品の見合わせの必要があると判断いたしました。宝塚大劇場公演の初日に向け、現時点で通常スケジュールでの進行が難しいことから、上演作品『宝塚110年の恋のうた』『FINAL FANTASY XVI(ファイナルファンタジー16)』を変更のうえ、公演初日を変更させていただきます』
『FF』が上演できないのは日程的な問題だと言わんばかりの文章ですが、
事実は、スクエニさんが定めた期限内に問題が解決できずに契約を白紙にされた、ですよね。(白紙だけならまだいいですが、違約金が発生しているかもしれません)
ほんと、いまさら何を隠そうとしてるんだか。
そしてコラボがダメなら別の作品で!という内容を同時に発表することも、企業に対しても、『FF』を大切に思う人に対しても失礼だと思います。
自前の劇場と自前の演出家を持つ強みでもありますが、だからって演目変更したり、日程まで変更したり、ほんと、やりたい放題ですね。
だけど半年以上も舞台に立てない宙組生のことを考えれば、正直、演目や日程を変えてでも上演した方がいいとも思います。
この頃には初舞台生(110期)に配属も決まっているでしょうし、
宙組を存続させるのであれば、公演をいつまでも止めておくわけにはいきませんしね。
とはいえ問題が解決していないどころか、ここまで事が大きくなってしまった以上、
何ごともなく現体制のまま公演再開というわけにはいかないでしょう。
露出の多さが気になる桜木みなと
歌劇3月号の表紙は桜木みなとさんでした。
過去の例からみると歌劇の表紙は公演中のスターが掲載されています。
1月号・礼真琴(大劇場公演)
2月号・星風まどか(大劇場公演)
3月号・桜木みなと(別箱中止)
別箱公演が中止になった桜木さんと(大劇場や東京で)公演しているスターと表紙月を入れ替えることも出来たはずなのに、それをしなかった。
95期のトーク番組といい、歌劇の表紙といい、劇団が桜木さんの露出を継続させているのには理由があるのかなと。
というのも宙組のパワハラ問題において、桜木さんは関与が指摘されることもなく、むしろ独自で調査を行って組子の声を聞いていたと。
組子からの信頼が厚いことも伝わってきましたし、クリーンなイメージも保たれたまま。
もともと宙組10代目のトップスターになるべく育てられてきた人ですし、
宙組公演を再開するにあたり、トップや組長になにかしら変化(異動or退団)があるならば、
そのときは中心に桜木みなとを置きたいという劇団の思惑があるのかなと。(個人的意見です)
それにしても『FF』『宝塚110年の恋のうた』の代わりの演目って何でしょうね。
小柳先生と大野先生がいまからオリジナル新作をつくるのか、それとも再演物で急場をしのぐのか、
新たな公演日程とともに決定次第発表するとのことですので、
もろもろに伴う人事も含めて発表を待ちたいと思います。