本日は宝塚歌劇12月号の発売日。
注目の表紙は宙組の桜木みなとさんでしたね。
初表紙おめでとうございます。
桜木みなと・歌劇12月号表紙を飾る
今年2回目の破られたジンクス
宝塚には数々のジンクスがありますが、専門雑誌『歌劇』にまつわるジンクスもまたしかり。
今年の始めにひとつ大きなジンクスが破られたことを鮮明に覚えています。
そのジンクスとは…
『1月の表紙は大劇場公演のトップが飾る。飾らない場合は退団月に掲載される』
で、1月の表紙が柚香光さんではなく 礼真琴さんだったことで大騒ぎになりましたが、
けっきょくお正月公演で柚香さんが退団することはありませんでした。
そして年末にもうひとつ大きなジンクスが破られることになろうとは!
『男役は歌劇の表紙に一度掲載されると、退団するまで毎年表紙を飾る』
ジンクスに則って12月号の表紙は(昨年も表紙を飾った)瀬央ゆりあさんかと思われました。
しかし…
1月・礼真琴
2月・暁千星
3月・水美舞斗
4月・鳳月杏
5月・彩風咲奈
6月・真風涼帆
7月・永久輝せあ
8月・柚香光
9月・朝美絢
10月・芹香斗亜
11月・月城かなと
12月・桜木みなと
『パガド/Sky Fantasy!』で2番手羽根を背負った桜木さんが選ばれ、ファンは悲喜こもごも。
専科へ異動したことにより瀬央さんが表紙から外されたのだとすると、来年は水美さんも掲載されない可能性が出てきましたね。
切ない歌劇の中身
歌劇の中身に思う
歌劇12月号の中身が薄いことは覚悟していました。
宙組は公演ができていないのですから『組レポ』も『絵と文』も書きようがないのは仕方がありません。
一年を振り返るコーナーにおいても宙組だけ出演者のコメントは無し。
その枠を他組のトップのコメントで埋めるなど、編集者の苦労が伝わってきました。
しかしこれだけ大きなニュースにもなり、劇団も彼女の死を認めているにも関わらず、
亡くなられた生徒さんに関することが一切記載されていないのはどういうことでしょう。
いつまでもこのままにしていいハズはありません。
こうしている間にも、また週刊誌が内部事情を暴露し、多くの人が悲しい思いをしています。
またも週刊誌報道のターゲットに
『宙組では優秀な後輩に嫉妬していじめることが常態化。“出る杭は打つ”体質で、辞める団員も多かった』
『◯◯さんは気が強い性格ということも相まって、先代の“流儀”を受け継ぎ、下級生に厳しい言葉をぶつけることもあった』
酷い書き方をされているの生徒がいるのに、劇団は反論もせず対策も練らす放置状態。
しかもご遺族の声を無視し、第三者委員会立ち上げも行なわず、パワハラの再調査もする気なし。
ただただ時が経って世間の関心が薄れるのを待っているかのよう。
組子から聞き取りをして集めたパワハラ環境の是正を求める意見書を劇団に握りつぶさた桜木さんたちの悔しさを思うといたたまれません。
当初は退団希望者が30名にものぼると報道されていましたが、いまの宙組の内情はどんな感じなんでしょうか。
歌劇の裏表紙に掲載された池田泉州銀行のイメージガールの春乃さくらさんの笑顔が切ない。
12月15日から東京公演が行なわれるのかどうか、静かに8日の発表を待ちたいと想います。
【追記】宙組東京公演12月24日(日)千秋楽までの全日程中止が発表されました。