2022年、こんなに上げられたり下げられたりした人はいないのではないか。
今回は瀬央ゆりあさんの一年を振り返り、思うことを記します。
(人事のデリケートな内容含みますので読み進めご留意ください)
2022年の瀬央ゆりあ
さかのぼること1年前。
トップコンビと2番手の3人写りの
2022年カレンダーに
星組だけトップコンビのみの掲載。
瀬央さんが外されたことに
ザワザワもやもや。
これからどうなるんだろうと
不安な状態でスタートした
2022年でしたが
年明けから、いきなりの大ホームラン!
東上公演で好調スタート
『ザ・ジェントル・ライアー』で
東上初主演を果たし歓喜に沸きました。
瀬央さんの人の良さが役とリンクして微笑ましくあたたかい公演となりました。
『新公主演』『バウ主演』『東上主演』
の制覇は超路線スターの証。
瀬央さんはついにそれを手にしたのです。
これでいよいよ正2番手か!と期待高まりましたが…
片羽根・スカステ問題
『めぐり会いは再び/Gran Cantante!』で注目された羽根は
舞空さんと分け合うような片羽根。
ガッカリを通り越して、こんなあからさまなことをするくらいなら羽根無しでもよかったのではと思ってしまうほどショッキングな出来事でした。
2番手ポジションを立派に務める瀬央さんを見て、羽根って一体何?と疑問を投げかけた公演だったと思います。
そして大劇場千秋楽翌日に公開された
『スカイステージ開局20周年』ビジュアル。
瀬央さんの姿がないことに大炎上。
トップだけにするとか
路線スターは全員載せるとか
なんとかならなかったのかなと。
結果、祝い事に水を差すことになってしまいました。
暁さんを迎えた全国ツアー
『モンテクリスト伯/Gran Cantante!』
これは予想どおり、暁さんと分け合う片羽根。
決着は大劇場までお預けかと思いきや
『ディミトリ/JAGUAR BEAT』でも
二人の羽根は同等。
またまた複雑な心境になりかけていたころ、とても喜ばしいニュースが届きました。
歌劇12月号表紙に歓喜
歌劇12月号表紙。
本当におめでとうございます。
もともと目鼻立ちのハッキリした美人さんだとは思っていましたが、素化粧の瀬央さんはハッとするほどの美しさ。
中の写真もどれもステキです。
95期神7への劇団の配慮
劇団は『95期の路線スター(神7)を
学年下の生徒が抜かす』という人事を行ったことはありません。
礼真琴・柚香光・月城かなと
朝美絢・水美舞斗・桜木みなと
瀬央ゆりあ
つまり上記7名は
同組の下級生に抜かされたことがないのです。
学年下の生徒が
どんなに人気があろうと
必ずトップになる逸材だろうと
大きなスポンサーがついていようと、です。
たとえ下級生と同列で並んだとしても
学年が優先されるので
実質、95期が上になります。
もどかしいようにも思えますが
これは(劇団人気を支えてくれている)
95期に対する配慮だと思っています。
来春の別箱で二人を離したことも
次回大劇場公演で『1789』という
番手ぼかしにピッタリな演目を選んだことからも
これからも暁さんが瀬央さんを抜かすということを回避し続けるでしょう。
それを明確にするための
階段降りの順番であり
『瀬央ゆりあ歌劇12月号表紙』だったのかと。
瀬央さんを見守る我々にとって
2022年は気持ちが上がったり下がったり、忙しかったですね。
瀬央さんご自身は何も変わらず
いつも最高の舞台をつくるために
淡々と努力されていて
男役としてますます磨きがかかった一年でした。
今年最後の公演『ディミトリ』では
スケールの大きな演技で
豪快で情に厚い帝王を好演されています。
瀬央さんの優しく面白いお人柄を慕う下級生も多く、上級生や同期からも愛される存在なのがスカステ番組からも伝わってきます。
さぁ、2023年は全国ツアーで広島に凱旋!
盛り上がるでしょうね。
来年も瀬央さんのさらなる活躍が楽しみです。
当ブログでも引き続き瀬央さんを追いかけたいと思います。