なんだか最近は記念式典の開催やら年末のトークイベントやら、111周年関連の発表が多いですね。
本日もまた関連ニュースが出たわけですが、今回は記念グッズについてです。
と言っても ただのグッズではなく、どうやら”裏”があるのではないかと話題。
今後は人気が物を言う?生徒の人気を数値化について
オリジナルスマートフォンケース販売
物議を醸しているそのグッズは、111周年を記念したジェンヌのサイン入りオリジナルスマートフォンケースで、販売価格は5000円。
iPhoneだけでなく130種以上の機種に対応というから劇団も頑張ってくれましたね。
で、このケースのなにがスゴイって、「サインはお好きな出演者の名前をお選び頂けます」ということ。
つまり、全タカラジェンヌの中から好きなジェンヌのサインをプリントしてもらうことができるんです。
スターシステムが全ての宝塚歌劇において、これってけっこうな事件ですよね。
いまだかつて下級生(しかも最下は研2まで)の生徒が選べるグッズなんてあったでしょうか。
だけどそうなると贔屓が明確に決まっている人はいいでしょうけど、応援したい人が多い私のような人にとっては永遠に誰のサインにするか決められないという。嬉しい悲鳴です。
誰にしようか考えるだけでウキウキしますが、話題になっている ”裏”が気になるところ。
人気が出世に反映?
その”裏”というのが、全ジェンヌの人気を数字で図ろうとしてるのではないかということ。
だって誰のサインが何個売れたか一目瞭然ですからね。売上(人気)が明確にランキング化されてしまうのです。
宝塚屈指の人気を誇っていた礼真琴さんがご卒業されたあと、彼女につづく人気ジェンヌといえば、やはり朝美絢さん、桜木みなとさん、水美舞斗さんら95期勢でしょうか。
鳳月杏さんや永久輝せあさんらトップの人気は言わずもがな。
星組次期トップの暁千星さん、花組生となった極美慎さんも公演ごとにファンが増え、いまもっとも勢いがあるジェンヌだと思います。
新公学年だと稀惺 かずとさんや大希颯さんが凄いですね。
そういえば村上社長の発言で気になったことがありました。
「ファンクラブのチケットはトップの会を介さずに個別に劇団窓口に申し込むようにする」
一見、問題解決のように見えますが、劇団と直接やりとりすることになれば申し込み枚数が数値化されてしまうわけですから、ここでも売上(人気)ランキングが明確に。
これによりノルマが課せられていたときよりも競争が激化するのではと心配になります。
なぜそんなに生徒の人気を数値化しようとしているんでしょう。
もしかしたらこれまで劇団上層部が内々でやっていた人事の決定方法にメスが入り、人気を数値化して実績として加味するよう求められたのかなと。
宝塚は夢のある素晴らしい劇団ですが、こと人事に関しては曖昧で闇の世界ですから。
果たしてスマホケースの売上ナンバーワンは誰なんでしょうね。
発売は9月5日、それまでに誰のサインにするか心を決めたいと思います。