いよいよ月城かなとさん率いる月組もあと2日となりました。
寂しい気持ちはもちろんありますが、
集大成として、ここまで研ぎ澄まされた舞台を見せてくれたことに、ただただ感謝です。
退団者のみなさんには最高に幸せな気持ちで卒業してもらいたいですね。
そして本日は雪組大劇場公演『ベルサイユのばら』の初日でもあり、
彩風咲奈さんのラストランがスタート!
が、まさかその前日に…
雪組「ベルサイユのばら」VASA協賛
もっと早く…
プログラムの表紙を見てビックリ!!
なんと『ベルサイユのばら-フェルゼン編-』の上に、
『三井住友VISAカードシアター』の文字が!!
えーーっ!
VISA協賛公演の歴史をさかのぼると、
1988年以降の『ベルサイユのばら』は、全ての公演でVISAの冠がついていました。
【『ベルサイユのばら』VISA協賛公演】
・2013年月組-オスカルとアンドレ編-
・2013年雪組-フェルゼン編-
・2014年宙組-オスカル編-
ところが宙組の事件の影響により、星組『1789』以降は冠がついた公演はありません。
それどころか、VISAが独自で発行している会報誌(『VISA誌』)ですら、宝塚の掲載が中止されているのです。
なので今回の雪組公演に冠がつくのは難しいだろうと諦めていた人も多いのではないでしょうか。
わたしもそのひとりです。
VISA側も合意書の締結や宙組公演の再開までは様子を見ていたのではないかと思いますし。(憶測です)
いまさらでもVISAがついたのは喜ばしいですが、
もう少しはやく解決していれば、彩風さんの記者会見が見られたかも!
なんて言っても仕方がありませんね。
やたらと強気なワケ
いつVISAがつくことが決まったのかは分かりませんが、
最近劇団がやたらと強気なのが気になっていたんです。
宙組に全国ツアーを周らせたり、正月公演を充てたり、スケジュール問題で中止した元旦公演を復活させるなど、
ファンの気持ちを逆なでしてもお構いなし。
VISAが復活することによって、これまで宝塚と距離を置いていた他の企業も戻ってくるとなると、そりゃあ強気にもなるでしょう。
この流れでまた炎上するような強引な人事異動とか やめてよ~。
【余談】万博アンバサダーたちの活動再開も気になるところです。
雪組『ベルばら』に期待
さて、VISAの冠がつくということは制作予算がアップし、衣装やセットが豪華になることを意味します。
雪組の『ベルサイユのばら』では作品のメインカラーがピンクに一新させるそうですので、
新調されたスターの衣装や舞台セットがとっても楽しみです。
本日いよいよ初日を迎える彩風咲奈さんの退団公演。
心に残るステキな公演になりますように。
そしてみんな元気に千秋楽まで駆け抜けられるよう願っています。