永久輝せあの力と「聖乃ハンター」の衝撃!花組千秋楽&宝塚音楽学校114期合格発表

本日、花の道の桜が見頃を迎えた宝塚。

大劇場では花組公演『蒼月抄』が千秋楽を迎え、そして同時に、未来のタカラジェンヌを決める宝塚音楽学校114期の合格発表が行われました。

花組千秋楽感想

お芝居、ショーともに、トップスター永久輝せあさんの、円熟味を増した男役芸に酔いしれる最高の3時間でした。どの瞬間を切り取っても絵のような美しさ。

終演後のご挨拶でも桜に触れ、「東京公演までしばらく花組に会えなくて寂しいと思いますので、お花見でもしてしのいでください」と茶目っ気たっぷりに語る永久輝さんのチャーミングなこと。

客席が温かな笑いに包まれるなか、最後は『花組ポーズ』で幕。

『例の事件』にもサラッと触れた鈴美梛なつ紀さんら、退団者のご挨拶がこれまた素晴らしくて、本当にステキな千秋楽でした。

聖乃あすかのアピール力

あっ、そうそう。「毎公演、客席降りの聖乃さんがスゴイ!」とレポが話題になっていましたが、実際、目の前でそのハンターぶりを目撃した衝撃よ!!

下手通路に到着した聖乃さん。その鋭い目つきで客席を物色したかと思えば、通路後ろの女性に手を差し伸べ至近距離まで顔を接近!!固まる彼女を見てニヤリ!!

さらに、そのお隣に座っていた彼氏さん(!)に向かって、勝ち誇ったような鮮烈な流し目を送ったもんだから、周囲からは「ひゃ〜っ!」という悲鳴にも似た歓喜の声が!!

そのあとの聖乃さんの『したり顔』という、なんかスゴイものを観た私は、いまだにその興奮冷めやらぬ状況です。

受験者数422人の現実と「10.55倍」が示すもの

さて、本日卒業された退団者2名のご挨拶でも、数年前の自身の「合格発表」のエピソードが語られ、改めて「音楽学校合格」がタカラジェンヌの原点であることを痛感したわけですが…

まずは合格された40名の皆様、本当におめでとうございます!冬の厳しい寒さを乗り越え、ストイックに自分を磨き続けてきた日々が報われた瞬間ですね。

で、私たちが注視すべきはやはり音楽学校の「倍率」です。

今年の倍率は10.55倍。受験者数は422人と、6年連続で今世紀ワーストを更新する形となりました。

かつて「東の東大、西の宝塚」と並び称され、82期生(蘭寿とむさん、壮一帆さんら黄金世代!)の受験時に48.2倍を記録した頃を思うと、隔世の感があります。

この減少は少子化だけではなく、2023年の事件以降、劇団の体質に対する世間の目が厳しくなった影響も否定できません。大切なお嬢様を預ける親御さんの立場からすれば、「憧れ」だけでは踏み切れない不安があったのも事実でしょう。

しかし、劇団も変革の真っ只中。
2025年7月の株式会社化を経て、ガバナンスの強化が急ピッチで進められているようです。

この変革期に「それでも宝塚に入りたい」と志した彼女たちは、非常に強い意志と新しい感性を持った稀な人々。

掲示板での発表見送りや氏名非公表など、かつての風物詩が消えゆく寂しさはありますが、それもまた「守られるべき今の時代のルール」。

新入生の皆さんが、健やかに芸の道を邁進できるよう、私たちファンも温かく見守り続けたいですね。

2年後、114期生の皆さんが、初舞台で元気に口上を述べる日を心待ちにしてます。

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