怒涛のニュース発表から一夜明け、星組ファンの皆様、少しは落ち着かれましたか?
前回の新公ニュースに引き続き↓
驚きと喜びと戸惑いの星組の別箱ニュースを取り上げたいと思います。
瑠風輝のDSは何を意味する
一つ目は、瑠風輝さんのディナーショー開催について。
瑠風輝DS
タイトル未定
第一ホテル東京
2026年5月6日、7日
宝塚ホテル
2026年5月27日、28日
星組に組替えされて以来、その安定感と実力で組を支える重要人物となった瑠風さん。
DS開催といえば『餞別』を思い浮かべる人も多いと思いますが、さすがに暁千星さんとの同期ワン・ツーがたった2作(本公演)で解散ということはないでしょう。
星組&暁千星をよろしく!という意味と、単純に学年的にも順番的にもディナーショーのタイミングが来たというだけ。
安心してこのDSで瑠風さんの卓越した歌唱力に酔いしれたいと思います。
暁千星&詩ちづる『花より男子II』
二つ目のニュースは、御園座公演『花より男子II』上演。
柚香光さんが道明寺司を完璧に体現された花組版があまりに素晴らしかったため、まさか続編が制作されるとは予想外でした。
とはいえ、絶対に無いと思っていた『ポーの一族』の再演が発表されたときに、もしかしたら「花男」や「はいからさん」の再演あるかも?と覚悟したのも事実。
それにしても、再演ばっかりで、オリジナルを生み出せる演出家いないの??
ほんと、演出家不足問題は深刻を通り越して危機的レベル。あとで触れますが、バウの演目もしかり。確実に客を呼べる「名作」の再演に走りすぎでは?
でもまぁ、暁千星さんのツンデレにトキメキたいし、初演で研3でF4メンバーに大抜擢された希波らいとさんのように、この作品で新たなスターが生まれるのも楽しみ。F4メンバーのひとりで、主人公と並んで大人気キャラの花沢類役は天飛華音さんでしょうね。
詩ちづるさんが持つガッツと芯の強さは牧野つくし役にぴったりですし、野口幸作先生が引き続き脚本・演出を担当されるとのことで、星組版『花男』に期待が高まります。
稀惺かずと『銀二貫』でバウ初主演
三つ目は稀惺かずとさん(105期)のバウホール初主演決定のニュース。
105期一番乗りでの主演、おめでとうございます。
で、驚いたのはその演目が『銀二貫』だということです。
この作品は、月城かなとさんが雪組時代に主演され、その圧倒的な演技力によって、月城さんのトップへの道筋を決定づけたと言われるほどの「日本物の名作」です。
【余談】月城さんの愛犬の名前が『松吉』なのは有名な話。
主人公の松吉は難しい役であり、『銀二貫』は本当に奥深い作品ですよね。
稀惺さんがこの難役に挑むことで、さらに演技力に磨きがかかり飛躍することが期待されます。
暁さん&詩ちづるさんの『花より男子II』、瑠風さんのDS、そして稀惺さんの『銀二貫』初主演。
どれも心躍る演目ばかり。
3チームそれぞれ、主演者はもちろん、星組生みんなの活躍を楽しみにしています。