28人でやりきった全国ツアーと
完走を果たしたバウ公演の記憶が新しい星組さん。
はやくも次回大劇場公演の集合日を迎え、退団者と「ディミトリ」の配役発表がありました。
観劇感想はこちらから↓
退団者
遥斗勇帆 (99期 研9)
瑛美花れな (103期 研5)
光莉あん (104期 研4)
2023年2月12日(星組 東京宝塚劇場公演千秋楽)付
遥斗さんは「ロミオとジュリエット」のヴェローナ大公で美声を轟かせて注目されました。
先日の全国ツアー「モンテクリスト伯」でロワルティエの代役も務め、これからさらに活躍されると思っていただけに残念です。
最後の公演では、遥斗さんの歌を堪能できるようなシーンがあることを願っています。
【余談】
退団者が3名だけというのは何が意味が?大きな作品が控えているのか、または、星組で何やら新しい試みがあるのかなと勝手に想像中。
「ディミトリ~曙光に散る、紫の花~」配役発表
「ディミトリ」の配役確認のためサイトを開くと
まず、組長の「物乞い」が目に飛び込んできました。
美稀千種・物乞い
もちろん、ただの物乞いではなく
国の未来を見通す力のある予言者。
とても重要なお役です。
綺城ひか理・ギオルギ
舞空さん演じるルスダンの兄であり、ジョージア国の王。
悪役が続いた綺城さんですが
今回は礼さん(ディミトリ)の心の支えとなり、愛情深い王を演じられます。
有沙瞳・バテシバ
綺城さん(ギオルギ)の寵愛をうけ妻となります。
しかし、それまで庶民として自由に暮らしていた彼女にとって、宮廷生活はとても苦しいものになりました。
そこで王は、彼女のためにある決断をくだすことになり…
この2人だけで作品が1本できそうなほどドラマティックです。
天華えま・アン・ナサウィー
ジャラルッディーン(瀬央)の書記官。
アン・ナサウィーは、お金が大好きでお茶目な人物とのこと。
天華さんのアドリブが話題になるような、楽しいシーンになるといいですね。
極美慎・ミヘイル
ミヘイルはルスダン(舞空)を慕う白人奴隷。
「ベアタ・ベアトリクス」の黒髪もお似合いでしたが、金髪の極美さんも間違いなく美しいでしょう。
ファンのニーズと完全一致した配役。
見たいものを見せてやる!という先生の気概を感じました。
輝咲玲央・チンギスハン
ディミトリ(礼)ルスダン(舞空)ジャラルッディーン(瀬央)
この3人の敵として君臨するのが
輝咲さん演じるチンギスハンです。
朝水りょう・庭師
もちろん、ただの庭師なワケはありません。
庭師と見せかけて、実は…
という展開をお楽しみに。
充実の男役に比べ娘役さんは役が少なく、
子役やリラの精は、娘役さんに役を振るために作られたんだろうなという印象です。
乙華菜乃・幼少ルスダン
美玲ひな・幼少ディミトリ
藍羽ひより・タマラ王女
リラの精・小桜ほのか、瑠璃花夏、詩ちづる
リラの精は歌ウマさんばかりが集められているので、聴かせどころがあるのかなと期待しています。
日本とジョージア国が外交関係を築いて今年で30年。
劇中では野口先生指導の元、ジョージアの民族ダンスも披露されるとのこと。
このダンスは超絶技巧を要し
「難しいなんてもんじゃない」と有名なんだとか。
どうりでダンサーぞろいの星組さんが選ばれたワケですね。
「ディミトリ」「ジャガービート」
どちらも体力的にハードな内容になりそうですので、
お稽古中にケガすることなく
全員そろって初日を迎えられますように。