星組公演中に地震「柳生忍法帖」

earthquake 星組

12月12日午後0時31分ごろ、関東地方で地震がありました。

東京宝塚劇場では星組公演が行われており、
地震のあった午後0時31分は一幕「柳生忍法帖」真っ只中。

その時の劇場の様子を観劇された方のレポをもとにお伝えいたします。

星組公演中に地震

地震発生時間は12日午後0時31分。

かなり強く長く揺れたため客席がざわつきました。

とくに2階席の揺れが激しく客席に広がる緊張感。

このとき舞台上で繰り広げられているのは「柳生忍法帖」のクライマックスシーン。

鶴ヶ城で、いま、まさに仇討ちが果たされようとする超重要な場面でした。

中断するのか、しないのか。

組子たちは大丈夫なのか。

不安や心配がよぎる客席をよそに、何事もなく舞台は進行していきます。

天飛さんがニセ十兵衛を演じ、殺陣も通常どおり。

傘を外して「もう無理~」までやり遂げました。

いつもなら客席から笑いが起こるシーンですが、今日ばかりはさすがに固唾を飲んで見守る客席。

殺陣で動き回る組子たちはもしかしたら地震に気が付かなかったかも知れません。

ですが 檀上に立っている輝咲さんたちは揺れを感じたのではないかな。

客席のざわつきも多少なりとは伝わっていると思いますし…

こんな状況でも集中力が途切れることなく最後まで演じきる組子も、演奏を続けるオーケストラの皆さんも素晴らしかったです。

公演終了後にオーケストラ指揮者の西野先生がこんな投稿をされています。

西野先生がまさか地震にお気付きでなかったとは!

それだけ指揮に集中されておられたのですね。

すごい。

なにごともなくて本当に良かったです。

モアー・ダンディズム アドリブ

【 余談 】


一時期制限?(禁止?)されていたモアーダンディズムのアドリブが復活したようで嬉しいです。

といっても大劇場公演のような自由さではなく、貸切公演時のみ貸切名を呼ぶ程度のひかえめな感じだそうですが…

それでもその瞬間のイキイキした礼さんや組子たちの姿に心躍りますね。

いよいよ愛月さんら退団者のラストが迫り、1公演1公演の重みが増してきました。

みんなで無事に千秋楽を迎えられますように。

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