本日1月3日
小林一三さんの生誕150周年を祝し
東西の劇場でスペシャルカーテンコールが行われました。
しかし夜になって1月4日と5日の星組公演中止が発表され、ショックを隠しきれません。
小林一三・生誕150周年記念スペシャルカーテンコール
マチネ・ソワレともショー終了後に組長さんの説明につづき
組子全員で『団歌』と『すみれの花咲く頃』を合唱。
団歌は初舞台生の口上でしか聴くことがないので、80名の歌声は圧巻でした。
大劇場の花組・柚香さんは『ENCHANTEMENT』の大羽根を背負ったまま歌い、
水美さんは込み上げるものがあったのか、少し目を潤ませながら歌っていました。
東京劇場の星組・礼真琴さんもジャガーの大羽根を背負ったまま、左右に体を動かしながら笑顔で歌われていたそうです。
厳かなセレモニーが終了して緞帳が降りたあと
ジャガーの『See you again』映像が流れ、客席からあたたかい笑いが。
2023年のお正月公演から東西の劇場とも、最前列(1列目)が解禁。
柚香さんも礼さんも初日のご挨拶で『お客様が近くに感じられて嬉しい』と喜ばれていました。
柚香さんはショーで銀橋から最前列のお客さんに特大ウインクを放ち、のけ反るお客さんを見てニヤリ。
それを見ているこちらがドキドキしました。笑
花組も星組も順調に公演が行われていましたが、つい先ほどショックなニュースが飛び込んできました。
1月4日、5日・星組公演中止
厳しい状況がつづく宝塚
星組 東京宝塚劇場公演『ディミトリ~曙光に散る、紫の花~』『JAGUAR BEAT-ジャガービート-』の公演関係者から、新型コロナウイルスの陽性が確認されましたため、急遽、1月4日(水)、5日(木)の公演を中止させていただきます。なお、1月7日(土)以降の公演実施につきましては、1月5日(木)中に、あらためてご案内いたします。
宝塚歌劇団HPより
てっきり劇団は2022年の星組全国ツアー以降『代役を立てて公演を続行する』という方向に舵を切ったのかと思いました。
しかし…
『今回、陽性が確認された者は、ご観劇のお客様に直接応対する業務には従事しておりません』
生徒、スタッフに関わらず、公演関係者に一人でも陽性者がでるとストップがかかるのはこれまでどおりなのですね。
星組・お正月公演にかける意気込み
星組は10年ぶりのお正月公演ということで、初めてお正月公演を経験する組子も多いのだとか。
しかし暁さんは月組時代から数えると東西合わせて3年連続のお正月公演。
『お正月ボーイとして頑張ります』と茶目っ気タップリに(クリスマス特番で)お話しされていました。
ジェンヌのみなさんはお正月公演に並々ならぬ思いがあるようです。
そして東京初日を前に、BSで『ジャガービート』が放送されました。
その番組で『9秒での早着替え』など、礼さんが見どころをていねいに解説されていて、公演にかける熱い想いが伝わってきました。
大劇場公演を完走して勢いづいていただけに、このたびの公演中止は本当に残念ですね。
政府による『新型コロナ分類見直し』の議論は始まったばかり。
宝塚歌劇はまだまだ油断のならない厳しい状況がつづきそうです。
星組公演の再開と、陽性者の1日も早いご快復をお祈りいたします。