花組退団者の発表が衝撃的すぎて
取り上げるのが遅くなりましたが、
月組「グレート・ギャツビー」のポスターが公開されましたね。
風間柚乃さんがポスターデビューされました。
それにともない他組の番手問題についても少し触れたいと思います。
尚、本記事には
「グレート・ギャツビー」のネタバレや
番手についてのデリケートな内容がすこし含まれておりますので読み進めご留意ください。
「グレート・ギャツビー」ポスターについて
月組「グレート・ギャツビー」ポスター
・白バラを持つ月城さんは王子様のよう
・海乃さんのポージングは完璧な美
・鳳月さんは憂いがあり渋くてステキ
全体に透明感のある淡いカラーで統一された華やかな仕上がり。大好きな世界観です。
しかし孤高のギャツビーを全面に出した（2008年）瀬奈さんのポスターとあまりに雰囲気が違い過ぎて
本当に同じ作品なの？とタイトルを二度見してしました。
どちらも小池先生演出なのにこの違いはいったい。。
2022年版は演出もリニューアルされますし
結末までハッピーに変わったりして。（冗談です）
そしてこの作品でポスターデビューを果たした風間さん。
ひとり映りしたバウ公演のポスターが下級生とは思えない貫禄だったので
本公演ポスターデビューがまだだったことが意外に思えます。
鳳月トムと風間ニック
月組「グレート・ギャツビー」
過去に2番手が演じていたニックを風間さんが演じると配役発表があったとき、
ネット界隈が一瞬ザワつきました。
しかし鳳月さんは本公演で大羽を背負い
正式な2番手が確定していますので、
トムの比重を2番手仕様にするために出番や曲が増やされるのでしょう。
鳳月さんの代表曲となるような新曲があるといいですね。
番手問題を取り上げておいてこんなことを言うのもなんですが、
月城さん演じるギャツビーと
・恋の火花バチバチのトム。
・男同士の友情で結ばれたニック。
まったく人格の違う二役を
鳳月さんと風間さんの両パターン観たかったな～。（たわごとです）
さて暁さんが星組に移動することになり
風間さんの次期3番手がほぼ確定といっていい段階だと思います。
鳳月さん（92期）と風間さん（100期）に学年差があるので、風間さんがずいぶん若手な気もしますが
研9で3番手というのは決して早すぎるということありません。
現トップスターたちの3番手就任期
・柚香光（研7）
・礼真琴（研7）
・真風涼帆（研7）
・彩風咲奈（研8）
・月城かなと（研9）
現トップスターたちの3番手就任時期を見ても分かるように、
どの組もそろそろ研9以下でも3番手あたりに位置づけていかないと大渋滞！
下級生の退団希望者が増えたらどうしようと要らぬ心配をしてしまいます。
そして胸がチクッとするのが花組と星組の2番手についてです。
110周年と万博に向けた番手問題について
花組も星組もあとに続く下級生のことを考えると
2番手扱いではなく正2番手を据え置いた方がいいのは明らかです。
それなのに現在ボヤかし続けているのは
2年後の宝塚110周年に向けて人事調整に入っているからでしょう。
正確にはアニバーサリーイヤーまでたったの1年9か月。
各組あと本公演を2～3公演するとやってきてしまいます。
110周年って意外とすぐですね。
したがって確実に先を見据えた計画により
大きな波風が立たぬよう、計画的にボヤかしながら人事が進められているに他なりません。
さらに言うと、
110周年の翌年に行われる大阪万博も視野に入れ、
そのころには研10～12になるアンバサダー5名が
しかるべき立場になるようにジワジワ調整している最中なのではと。
柚香さんと礼さんがトップに就任したのは研11。
真風さんは研12。
2025年・大阪万博。
アンバサダー（聖乃、風間、縣、極美、風色）の中から、もしかしたら誰かトップスターが誕生しているかもしれませんね。
ここまでいろいろ綴りましたが
まだまだ先だと思っていた110周年や万博もアッという間にやってくるのでしょう。
いま密かに計画されている人事がそのまま現実のものとなるかは分かりません。
ですが、いまと変わらず宝塚歌劇が夢と希望に満ちたすばらしい世界でありますように。
全タカラジェンヌがハッピーでありますように。
そしてこの記事を読んでくださった宝塚を愛する
あなたがお幸せでありますようにと願っております。