宙組公演
「シャーロック・ホームズ/デリシュー」
千秋楽ライブ配信視聴しました。
千秋楽 全体感想
お芝居もショーもムラで観劇したときより全ての場面がパワーアップしていて、とても見ごたえがあり楽しかった~。
退団者のみなさんがとても幸せそうで、劇場のあたたかい空気が画面ごしにも伝わってきました。
潤花さんはお披露目公演とはおもえないほど堂々としていて見ていて気持ちよかったです。
組替えするメンバーに組子たちの愛あるイジリも微笑ましくて、宙組ってあたたかくて居心地いいんだろうなぁと。
楽しみにしていた芹香アントワネット様のアドリブはもちろん最高でした。
おどろいたのは真風ホームズの「たいくつだ~」シーンの破壊力。
いま思い出しても笑いがこみ上げてきます。
ホームズの退屈シーン
真風ホームズは「たいくつだ~」を鳥ステッキにむかって連呼しながら、なにやらアドリブを仕掛けようとしている感アリアリ。
それを察知した桜木ワトスンはニヤニヤ。
(桜木さんのこの表情、よくぞ映してくださいました。カメラさんグッジョブ!)
そこからホームズ節が炸裂!!
「たいくつオバケがでるぞ~。」
「たいくつ大魔王だ~!」
「たいくつビーム!(ウルトラマン風)」
これでもかと桜木さんに絡む自由な真風さんに笑ってしまいました。
真風さんのたいくつビームに付き合って最後はヤラれたフリをしてあげる桜木さん優しい。
もはやコント劇場と化したこのシーンをどう収めるのかとおもったら、客席に拍手をあおってからの~チャ、チャチャチャ!(タモリ風)
このあと無事スムーズに本編へ。
お葬式のシーン
浮浪者に変装した真風さんがスコップで掘った土を浮浪者仲間の退団者にたいせつそうに手渡していました。
甲子園の土風なんですね。笑
真風さんの芸が細かくて、じわじわ笑いがこみ上げてきました。
芹香アントワネット
千秋楽の芹香アントワネットさまは期待以上。
やりたい放題はあいかわらずで、ついにマカロンダンベルを持ち上げていました。
しかし、今日のアントワネットさまはいつもと様子がちがって、組替えする和希クレープ男爵にやさしかった。
「今日はクレープでもいい気がする。でもね~、お砂糖を雪みたいにたくさん振りかけたらもっと良くなるとおもうの。で、なにか言い残したことは?」
和希「ネバーセイグッバイ!」
客席大拍手。
芹香さんの愛あるイジリに戸惑いながらも嬉しそうな和希さんのお顔が印象的でした。
退団者7名
- 花音舞 (愛原実花)
- 綾瀬あきな (澄輝さやと)
- 美月悠
- 星月梨旺
- 七生眞希
- 里咲しぐれ
- 遥羽らら
(青字 同期OGお花渡し)
花音さんのご挨拶は「今日はカンカンの場面で人形ではなくゆりかちゃんが出てくるかなと思ったけど、やっぱり人形でした。」と、ユーモアを交えほのぼの。
退団者に上級生が多く、ごあいさつの一言一言に重みがありじーんときました。
カテコ・遥羽さんのひとこと
「ホッとしてお腹が鳴ってしまいました。」
真風さんも遥羽さんのかわいさに身悶え。
退団者のみなさんは涙なし、ステキな笑顔でご卒業されました。
組替え2名
- 凛城きら
- 和希そら
緞帳前でお2人から「新しい場所へ行っても頑張ります。」というようなごあいさつがありました。
組長の「この2人を今後ともよろしくお願いいたします。」という言葉に、客席からとてもあたたかい拍手がおこっていました。
デリシュー・組替えする和希さんに粋なサプライズ。
銀橋に男役が一列にならぶシーンで、
桜木さんが和希さんを抱きしめ、みんなが和希さんに寄ってきて抱きついたり頭をなでたり。
組子にもみくちゃにされている和希さんが微笑ましかったです。
まとめ
ホームズのお芝居はメリハリが効いてドラマチックさが増し見ごたえがありましたし、デリシューはどっぷり夢の世界に浸らせてくれました。
会場のペンライトがとっても綺麗でしたね。
真風さんの誠実なお人柄が伝わってくるご挨拶。
なにもかもが素晴らしい千秋楽でした。
退団者のみなさまと組替えされる方々の未来が明るいものでありますように。
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