礼真琴・同期トップ月城かなと柚香光への思い /愛月ひかる退団に涙/

星組

f:id:zukaco:20210917060948p:plain

星組大劇場公演「柳生忍法帖/モアー・ダンディズム」間もなく初日。

なんでもこなすスーパージェンヌ礼真琴さんが「両作品とも高い壁です。」と言いきる興味ぶかいインタビューを目にしました。

役づくりの大変さ、同期トップ月城さんや柚香さんへの思い、愛月さんを送り出す覚悟など、ていねいな言葉でインタビューにお応えされています。

柳生十兵衛 役づくり

「純粋なロミオだった頃を忘れて!」と、いきなりユーモアあふれる礼さんの言葉に笑ってしまいました。

あんなにステキなロミオを忘れるわけがありません。

もちろん礼さんが文献を読んだり故千葉真一さんの映像をみて研究に研究をかさねて作りあげられる大人の余裕に満ちた柳生十兵衛も楽しみにしています。

礼さん渾身の片目の殺陣にも大注目!!

ダンディズム 男役美学の探求

礼さんはこの作品へのあこがれや思い入れが強く、自らハードルを上げて挑んでいる印象です。

そのハードルを越えるために先輩の助言をすなおに受けつつ、自分の魅力がだせるよう調節する柔軟な思考はさすが。

礼真琴が思い描く理想のダンディズム(男性の立っているだけで成り立つ圧倒的な存在感)に期待たかまります。

月城かなと 柚香光への思い

礼さんは首席としてみんなを引っ張ってきたからこそ、同期の活躍をだれよりも喜び、柚香さんや月城さんの存在が誇らしくてしかたがない様子。

学生時代に月城さんとおなじ係を担当し人柄をよく知るがゆえ「彼女の性格上、(トップ就任を)思いつめないでねと言いたい。」

なんて愛のある言葉なんでしょう。

おなじく月城さんをよく知る望海さんは彼女の性格を考慮して「やってみないと分からない」という言葉をおくられました。

この言葉は月城さんトップ就任グッズのデザインにもなりましたね。

ということは、グッズ第二弾のデザインは「思いつめないで!」かしら?冗談です。

柚香さんへの思いは2019年のインタビューでこう話されています。

「おなじような運命をたどってきたので、会えなくても今のきもちを分かってもらえるだろうなと感じる唯一の人。」

そして新たに月城さんがトップに就任したことによって「この立場でしかわからないことを共有できる仲間がいるのは有難い。」と心のよりどころが増えたようです。

公演ごとに大きく立派になっていく3人から目がはなせません。

愛月ひかるへの思い

愛月さんが退団することを「悲しい」でも「さびしい」でもなく、「苦しい」と語られたことに驚きました。

「苦しい」

礼さんは愛月さんから退団を告げられたとき涙されたそうです。

「こんな私を…してくださって」と上級生である愛月さんが自分をささえてくれたことに深く感謝し、人柄を慕い。

下級生トップと上級生2番手という世間が心配する立場上の関係ではなく、だれにも分からない礼さんと愛月さんの絆があるでしょう。

だからこそ礼さんのいろんな感情がつまった「苦しい」という言葉がズシッと響きました。

愛月さんにおかれましては、最後の日まで礼さんはじめ星組生とかけがえのない良い時間を過ごしていただきたいです。

ランキングに参加しています。 ポチッと応援はげみになります。

にほんブログ村 演劇・ダンスブログ 宝塚歌劇団へ
にほんブログ村

タイトルとURLをコピーしました