珠城りょうさん退団発表
ようやく立場とキャリアが安定し、これから公演を重ねるごとに益々スケールの大きな男役トップスターになっていくと期待していた矢先の退団発表。
もったいないなぁ。
これが私の感想です。
2009年「ラストプレイ」新人公演で研2にして霧矢さん(2番手)の役を演じた珠城りょうさん。
体格の良さ、舞台度胸、すでにその頃から大物になる片鱗を見せていました。
その後も男役をやるうえで恵まれた資質にあぐらをかくことなく 努力し続ける姿や、舞台からも伝わる誠実さと真面目さに劇団も客も絶大な信頼をおくようになります。
退団会見で小川理事長は「プレッシャーもあったと思いますが、真っ直ぐな性格で真摯にぶつかってくれた。頭が下がります。」と珠城さんを労われました。
珠城さんは、「シンプルな衣装で立っているだけでキマる男役を目指してきました。もっと長くいたら違った景色を見られたかもしれませんが、トップ経験は人として豊かになりました。(新体制になって)今まで背負ってきたモノを、そろそろ下ろしても良いのかな。」とおっしゃいました。
しんどかったでしょうね。
しかし気丈にも「トップスターは孤独と言いますが、私は組のみんなのお陰で孤独を感じたことはありませんでした。」と。
その組子に退団を伝える時には、望海風斗さんと同様、自分が一番に泣いてしまったそうです。
後輩に向けてのメッセージは「120%努力、100%強い意志、60%の勇気で理想に近づける。」
ファンへの思いを語る時には、「どんなに辛いときでも一緒に耐えて戦ってくださった。ファンという存在がなければ私は今のここに居ません。」と涙ながらに話されました。
退団後の進路は決まっていないと公言され、恒例の「結婚のご予定は?」の質問に、
「組子から面白い答えを!」と言わましたが、「これが私の(面白さ?)の限界です。」と掌を記者に見せ「(結婚線)ありません」と答えたそうです😊
真面目でおちゃめで可愛らしいですね❤️
退団も退団会見も寂しいですが、スカステ映像で珠城さんの大きくてステキな手が見られるのはちょっぴり嬉しいです。
珠城りょうさん退団公演
「ロマン・トラジック『桜嵐記(おうらんき)』」「スーパー・ファンタジー『Dreamer Chaser』」。東京宝塚劇場公演千秋楽の来年2月14日をもって退団。
珠城さんを見送るまでまだ11ヶ月あります。
その間には、ピガール大劇場公演や東京公演、ディナーショーやバウ公演もありますので、これから更に男役としての魅力が増す珠城さんをしっかり見続けたいと思います。
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