紅さんと綺咲さんの仲の良さに、みんなが目を細め、幸せな気持ちに包まれた千秋楽から一夜明け、ホームページ画像やら宝塚ホテルのパネルやら何やら、スパッと礼真琴さんに切り替わりましたね。
新たな伝説の始まり。
歌もダンスもお上手で隙のない礼真琴さん。
誰もが礼さんがトップになることを疑わず、待ち望んでおりました。
そして、周囲の期待どおり、本日、礼真琴さんは星組トップスターに就任されました。
おめでとうございます。
しかし、いざその時がきてしまうと、手放しで喜べない一ファンがここにおります。
例の件はなぜ今だったのか。
礼さんがトップに就任する時は、持ち前の明るさと可愛さと、謙虚だけれど自信に溢れ、みなぎるパワーが最高潮の時だと疑わなかったのです。
しかし、今回の公演の礼さんは、痛々しいほど痩せて、お顔も疲れていて、舞台でもいろいろあり。
原因は言わずもがなですが、よりにもよって前トップ退団公演という、ただでさえ複雑な心境の時に。。
紅さんを無事に見送る。という使命だけでのりきった公演だったように思います。
そんな礼さんを他所に、
良いものを見せてくれて当たり前。
オールマイティーの礼真琴さんにかけるファンや劇団の期待は、相当なものだと思います。
プレ御披露目公演に、難曲揃いの「ロック モーツァルト」が選ばれたことでも分かります。
礼真琴さんで、海外の人気ミュージカルを。
礼真琴さんで、本邦初演の大作ミュージカルを。
礼真琴さんで、大きな会場でコンサートを。
礼真琴さんで、海外公演を。
もうすでに劇団は、礼真琴さんで、何かしら大きな計画を進めているかもしれませんね。
礼さんが心身ともに健やかで、舞空さんや星組の皆さんと良い関係を築き、素晴らしい舞台を作り上げてくださることを、心から願っております。
そして、私が手放しで礼さんのトップ就任を喜べない、もう一つの理由が、
トップ就任は退団へのカウントダウン。
トップに就任するということは、その先に退団があるということ。
紅さんの最後を見送って間がないので、トップの退団をリアルに感じてしまって、数年後には礼さんにもこの日がくるのだと思うと、単純に寂しいのです。
気が早すぎますね。(苦笑)
では、また明日♪