花組東京千秋楽「明日海りおラストデイ」ライブ中継当落発表。
朝からソワソワ。
10時が近づくと、メールがくるたびにドキッ!と心臓が縮まる思い。
毎回のことながら、嫌なもんですね。
そして、結果は、
当選!! (第4希望)
有り難いことでございます。
安堵と嬉しさと、変な達成感と、疲労をかかえたままネットを繋ぐと、目を疑う情報が入ってきました。
ライブ中継転売!目が飛び出るほどの金額。
いち、じゅう、ひゃく、せん、まん、じゅ、じゅ、
じゅーまんえーーーん!!
嘘でしょう。
10万円ですよ、10万円。
チケット転売自体が禁止されており、金額の問題ではありません。
それは重々承知なのですが、この金額は正気の沙汰とは思えなくて。
劇団も転売防止策の一環として、ライブ中継会場を増やしたり、二次募集を行うなどしていますが、悲しいかな、焼け石に水なのでしょうか。
明日海りおさんの有終の美を見届けたい。
全てはこの気持ちに尽きると思います。
元は純粋なこの気持ちが原動力になって、あらぬ方向でチケット確保しそうになった時、思い出してほしいのは、明日海さんがご挨拶でよく口にされる言葉です。
「劇場にお運びくださいましたお客様も、この場に来られなくとも気持ちを届けてくだる方も、本当にありがとうございます。」
明日海さんは、全部分かってらっしゃるんですよね。
私も、望む公演の観劇がかなわず、悲しみに暮れていた時、スカステで流れた明日海さんのこの言葉に救われました。
宝塚歌劇団の挑戦
ひと昔前までは、宝塚を映画館で観る日がくるなんて想像もしていませんでした。
(ビデオやDVDが発売開始された時も皆が驚いたとか。)
トップスターのラストデイに始まり、タカラヅカスペシャル、海外公演、そして最近では、普段の公演をも中継で観られるようになりました。
この度の、明日海さん退団には間に合いませんでしたが、いずれ、自宅のパソコンやテレビで、公演が観られる日がくるかもしれません。 (くるでしょう。)
今日は気持ちが忙しかったなぁ。
チケット転売の金額におののき、己の欲求について顧み、ファンとしての在り方を再確認した日でした。
『宝塚が美しいのは、宝塚を愛する人の心が美しいから。』 by 如月さん
心に刻みます。