今日は、あちこちの劇場で、多くの美しい涙が流れました。
雪組全国ツアー千秋楽
『はばたけ黄金の翼』『music revolution』
熱く情熱的な舞台を終えた後、望海さんのご挨拶は、いつもどおり望海節に笑わされ、和まされ、笑顔で終える…ハズでした。
しかし、様々な方のおかげでこのツアーをやりきれたと、感謝の言葉を伝えようとした途端、望海さんのお顔から笑顔は消え、涙声。
まさか望海さんが泣くなんて予想もしていなかった組子たちは、驚き、そして同じように涙する。
望海さんは、ご自身の涙について、何の涙か分からないとおっしゃっていましたが、予期せぬ公演中止や、組替え生や周囲の心のケア、各地で熱烈な歓迎ゆえのプレッシャーなど、それはそれは、大変な思いをされたのではないかと想像します。
普段泣かない人が涙を見せるとき、それはいつも後から本当の理由がわかるのですが、後に、望海さんが「全国ツアーをやりきった時に退団を決意しました。」と、今日のことを振り返るなんてことが…… 考えすぎですね。
「寂しいけれど、頑張ってね」と、望海さんに送りだされる、永久輝さんの目にも涙。
花組『A FAIRY TALE-青い薔薇の精-』
こちらは、涙の洪水です。
エリュとシャーロットの再会のシーン、明日海さんと華さんの、美しい涙と○○が止まりません。
エリュと別れの握手を交わす時、ハーヴィー(柚香さん)の目からもホロホロと。
明日海さんは、宝塚大劇場の千秋楽でも、その責任感から、全く涙を見せず、気丈に振る舞われておられたので、せめて、役としてでも泣きたいだけ泣いてほしいと願う、変なファン心理です。(笑)
月組『I AM FROM AUSTRIA』
そして、千秋楽を目前に控えた月組でも、涙する人が。
暁さんが劇中のみならず、パレードでも涙を流されていたとか。
お芝居の世界に入り込んでの涙ならいいのですが、そうでなければ、少し心配です。
舞台上のジェンヌさんの涙を見て、もらい泣きしたり、心配したり、感動したり。
ファンも忙しい。(笑)