宙組「NEVER SAY GOODBYE」
4月14日(木)13:30公演
開演が約20ほど遅れるトラブルが発生し、演出の一部を変更して上演されました。
「NEVER SAY GOODBYE」舞台機構トラブル
13:30公演
開場時間になっても客席への誘導はなく、係員よりロビー待機を促されました。
「ただいま舞台機構の不具合点検中のため客席にお入りいただくことが出来ません。恐れ入りますがロビーでそのままお待ちいただきますようお願いいたします」
場内ザワザワ。
どんどん人が集まり2階ロビーがいっぱいになったため階段やエスカレーター使用停止。
しばらくして「大変長らくお待たせいたしました。演出を一部変更いたします。ご了承ください。」とアナウンス。
約20分遅れ(13時50分)で開演しました。
トラブルによる演出変更点
一幕・手術シーン
舞台中央のせりが上がらず。
真白君が撃たれたあとの真風さんのセリフが
「近くのレストランで」→「近くの安全なところ」に変更されました。
地面に簡易布を広げ、その上に真白さんを寝かせて手術。
(敵がいつ来るかも分からない恐怖とドキドキが増してこの演出は良かったです。
真風さんはジャケットを着たまま手術されたので腕まくりが見られず残念との声も)
真白さんはみんなに肩をかつがれながら自分で歩いてハケて行かれました。
二幕・ヴィセント実家のシーン
同じく舞台中央のせりが上がらず。
舞台全体を部屋に見立て、イスとテーブルのみのシンプルセット。
アギラールたちが家の背後から回り込む演出はカットされました。
亜音さんは舞台上手から姿が見えない状態でドアをノックし、水音さんが舞台の端まで行ってドアを開ける。
続いて桜木さんが大きく空間をつかって亜音さんを勢いよく蹴り飛ばし舞台に突入。
舞台全体が一部屋になったことでみんなの動きが大きくなり迫力満点のシーンとなりました。
桜木さんと夏美さん以外の軍人登場なし。
シーン終了後に暗転。
スタッフが大きな暗幕で床に転がった桜木さんを隠し、水音さんが素早くイスを運びだし場面転換。
本日の舞台機構トラブルはせり上がり装置に不具合がでたようです。
それにより急遽演出が大幅に変更され大変だったと思いますが、真風さんをはじめ宙組生やスタッフさんの柔軟な対応でみごと乗り切ってスゴい。
夜は新人公演が控えていますので、それまでに装置の不具合が改善され不安なく舞台に立てるよう祈るばかりです。風色さんらの勇姿を配信で見届けたいと思います。
※追記
新公開始の遅れ(18:45予定)と演出一部変更が発表されました。
新公メンバーが今必死に変更された演出と向き合っているのかと思うと涙がでてきます。どうか無事に乗り越えられますように。