月城かなとハプニングと貸切公演感想!「Eternal Voice/Grande TAKARAZUKA 110!」

加美乃素 月組

本日ソワレは、月城かなとさんがイメージキャラクターを務める加美乃素本舗の貸切公演でした。

大賑わいの加美乃素貸切公演

月城かなとの経済効果

貸切公演は無料招待ですが、そもそも最低でもチケット代とほぼ同じくらいの金額の商品(合算で)を購入しないと応募ができないシステムです。

月城さんがイメキャラに就任した当時は比較的当たりやすかったのですが、トップになってからというもの公演ごとに応募者激増!

今回は月城さん最後ということで、いつも以上に気合を入れて申し込み、ありがたいことに当選しました。

友人のなかには◯十万円分という驚きの金額と投じて当選を勝ち取った人も。(購入額が当落に影響するかどうかは分かりません)

それにしても本日の貸切はファンの熱気がスゴかった。

商品を購入するために早朝から並び、金額ノルマをクリアした人だけが参加できる抽選でお目当ての特典を狙う。

レジが追いつかず長蛇の列ができるほどの大盛況!

今日だけでいったいどれほどの売上があるの?なんて下世話な推測はやめておきます。

おそるべし月城さんの経済効果。

アドリブ無し

ということで前置きがながくなりましたが、公演の感想をざっくりと。

じつは花組東京劇場『アルカンシェル』、ガーデンシアターでの井上芳雄コンサート、日生劇場『王様と私』観劇のため、

しばらく東京遠征していたので、久しぶりの月組さんだったんです。

やっぱり月組の芝居は良いですね。

自然なようでものすごく作り込まれているセリフのやりとり。笑いが起こるシーンでも絶対にやりすぎたりしない誠実さ。

貸切公演ということで時別なアドリブを期待していた自分が恥ずかしい。

いくらスポンサー公演とはいえ、世界観を壊してしまうかもしれないアドリブは入れないというのが月城さんのポリシーなのでしょうね。(ボーイとメイドによる「髪型どう?」「キマってる!」というアッサリしたものはありました)

だけどショーは期待しちゃうじゃないですか。

だって『Deep Sea』のときはオープニングで月城さんが「熱狂的なかみ~っ!灼熱熱帯かみ~っ!!」って叫んで大盛り上がりしたんですから。

けっきょくショーもアドリブ無しでしたが、1階の通路席付近だったのでジェンヌさんとハイタッチできて大満足。

終演後のご挨拶も月城さんらしくアッサリしたもの。

だけど短いなかにも加美乃素さんをはじめ、観客や宝塚歌劇、全方向に愛を感じる良い挨拶なんですよね。

月城かなとにヒヤリ

ぶじに2公演やりきった月城さんですが、マチネではヒヤリとさせられた瞬間がありました。(結果、大丈夫でしたので安心して読み進めください)

それは月城さんと海乃さんのデュエットダンス終盤での出来事。

おふたりが舞台から銀橋に移動して軽くジャンブする振りのところで、月城さんが足を滑らしステン。

銀橋に尻もちをつくカタチになり、客席から「ひゃっ!」「うわっ!」と声にならない声が。

とっさにスポットライトが消され、月城さんが立ち上がって再びライトが当てられるまで、ほんの数秒もなかったと思います。

しかし過去のケガのことが脳裏をよぎり、心配と不安でとてつもなく長く感じました。

フィナーレで大羽根を背負って降りてきた月城さんの笑顔を見て、どれだけホッとしたか。

月城さんが舞台中央で深々とお辞儀をすると、いつも以上に大きな拍手が送られたように思います。(推測ですが、今回のショーでは大勢の人が銀橋を渡るので、汗が落ちた場所を踏んでしまったのかなと)

あぁついに最後の加美乃素貸切公演が終わってしまいました。思った以上に寂しいです。

だけどとても人を大切にする加美乃素さんなので、これからも縁が繋がっていくんじゃないかな。

前イメガの北翔海莉さんが月組の貸切を観に来られたように、今度は月城さんが客席で次期イメガの公演を見届ける日がくるかも?

だと良いですね。

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