昨日は、2024年宝塚カレンダーのスター掲載月が発表され、悲喜こもごもだという記事を書きました↓
人事においてまだしばらく95期がカギを握っているように思います。
人事のカギは95期
95期
柚香光・礼真琴
月城かなと・朝美絢
桜木みなと・水美舞斗
瀬央ゆりあ
カレンダーの最大の関心事は月城さんの掲載月だったわけですが、公演月とドンピシャ。
新たなフラグが立ってしまったとショックを受けた方も多いのではないでしょうか。
そんな方は、以下、月組の世代交代を含む内容(個人的主観)になりますので読み進めご留意ください。
月城かなと去就の影響
もし月城さんが次回作で退団ということになると次期は誰になるのでしょう。
鳳月さん(92期)の掲載月がプレお披露目月と重なることから、もしかして次期トップ?との憶測が広がっています(個人的には半信半疑ですがそうなったら嬉しいです)
しかしなぜこのタイミングで?
鳳月さんをトップにさせるなら月城さんの前(珠城の後)でよかったはず。
そうすれば鳳月杏さん&真風涼帆さんの同期トップ並びも見られたのに。
考えられる理由はふたつ。
次世代への影響
花組は柚香さんが退団を発表し、後継者はおそらく永久輝せあさんだろうと思われます。
柚香さんと月城さんが抜けて花組と月組が同時に世代交代となると、
100期の聖乃あすかさんと風間柚乃さんはともに2番手に昇格になるでしょう。
(102期の天飛さんと彩海さんも4番手で並ぶ予定)
花組・柚香、永久輝、聖乃
月組・月城、鳳月、風間、礼華、彩海
雪組・彩風、朝美、和希、縣
星組・礼、暁、極美、天飛
宙組・芹香、桜木、瑠風、鷹翔、風色
しかし注目すべきはそこではなく、100期ふたりがトップになるタイミングです。
中期以上の任期が濃厚な永久輝さんとおそらく短期の鳳月さんでは、花組と月組で世代交代の時期がズレてしまいます。
月組にもうひとりトップを挟む必要があります。
(そこまでする?と思われるかもしれませんが、礼さんと柚香さんの時のこと〘北翔海莉落下傘・芹香斗亜宙組異動〙を思い返せばあり得ない話しではありません)
で、その候補はもちろん95期。
水美さんが月組でトップになって永久輝さんと卒業年を揃えれば、100期の同時就任が叶うのです。
そんなややこしいいことをしなくても水美さんがすぐにトップになればいいようにも思いますが、2つ目の理由がまさにそれです。
同期引き継ぎ回避
物議を醸すであろう同期引き継ぎ(月城→水美)を回避したいということ。
そういう意味では水美さんだけでなく、朝美さんや桜木さんでもいいと思います。
しかしその頃にはすでに朝美さんは雪組で、桜木さんは宙組でトップになっているんじゃないかと。
ずっと気になっていたんですが、専科行きの前にわざわざ水美さんに2番手羽根を背負わせたこと。
勝手に推測するに、いずれどこかの組でトップにさせるけど同期引き継ぎは避けたいということなのかなと。(それだと鳳月さんを挟む理由がストンと)
つまり95期トップの退団で92期が次期トップになると、その次は95期の可能性が。
妄想ついでに言いますと、礼 & 水美 & 朝美 & 桜木という並びが見られる日がくる?
さてどうでしょう。
95期の可能性と期待
105期の連続新公主演、106期の華世京さんの研3主演など、
コロナ禍の遅れを取り戻すかのように急ピッチで進められている若手の育成。
しかし彼女たちがバウをやって路線スターになるにはまだまだ時間が必要です。
そこで期待されるのが瀬央さんや水美さんら、主役も張れて脇へも回れる専科の特出。
舞台の底上げはもちろん、下級生に良い刺激を与える存在として重宝されるでしょう。
95期は柚香さんの退団でいよいよ黄金期の終幕が見えてきたと寂しく思っていましたが、なんのなんの。
礼さんの長期&海外公演、朝美さんと桜木さんのトップ、水美さんの落下傘、瀬央さんの主演作…
来年研16になる95期はまだまだ可能性を秘めていて期待も大きい。
人事のカギを握る重要な存在でもあるので、ひきつづき95期の動向に目が離せません。
とくにいま気になって落ち着かないのは月城さんの進退についてです。
でもまずは明日の月組千秋楽を心から楽しみたいと思います。