本日は星組スカイステージ貸切公演『VIOLETOPIA』フィナーレ生放送を見ました。
復帰した礼真琴さんや2番手羽根を背負った暁千星さんが見られるの楽しみ~なんて軽い気持ちで視聴したら、
これまでの困難をもろともしない星組の充実っぷりに大感動。
黄金期に突入!礼真琴率いる星組
入団当時(おそらく受験)から『◯◯年に一度の逸材』と、その名を轟かせていた礼真琴さん。
はやくから抜擢され、宝塚歌劇110周年を牽引するトップオブトップになるべく育てられてきたことは間違いありません。
宝塚の人事は予定どおりに事が運ばないことも多いなか、いよいよ今年、16年越しの計画が実を結ぼうとしています。
礼さん率いる星組が務める宝塚歌劇110周年幕開き公演『RRR/VIOLETOPIA』。
大人気インド映画の宝塚版&若手演出家デビュー作の2本立てということで、話題も期待も大きい。
『VIOLETOPIA』フィナーレ生配信
『VIOLETOPIA』フィナーレ以降を見ただけでも組の充実度をうかがい知ることができました。
コロナ禍で下級生の経験の場が奪われたことによる懸念なんてどこ吹く風。
天飛華音さん、稀惺 かずとさん、大希颯さんら100期以降も順調に成長していますし、
『ME AND MY GIRL』で娘役を経験した極美慎さんはさらに華やかさが増し、スターぞろいの星組においてもとくに注目を浴びる存在に。
久しぶりに聞いた礼さんの歌声はやっぱり最高でした。まさに宝塚の宝。
番組ナビゲーターの凛城きらさんも「礼さんは素晴らしいシンガーであり、キレキレのダンサーであり、役者であり、本当にミラクルな人だな~」と絶賛。
まわりで踊る組子たちも みんな良い顔しておどっていましたね。
で、番組放送前に礼さんが
「フィナーレは近未来的な新しいビジュアルで登場するのでビックリされると思います」とお話されていましたが、
なんですか?あのヘンなサングラスは!
驚くというより、すみません、笑ってしまいました。
でも数秒でかっこよく見えてくるのが宝塚マジック!
「推しを見つけるのに時間がかかるかも?」と心配する礼さん。
大丈夫、すぐに誰が誰かわかりましたよ。
群舞で礼さんがハケたあと、センターでみんなを引っ張るのは晴れて正2番手になった暁さん。
キメ顔でおどりつづける組子が多いなか、ときどき笑顔をのぞかせてファンをときめかせたりして、すっかり大人に。
そして待ってましたの礼&舞空デュエットダンス。
醸し出す雰囲気が変わったのは振り付けの影響だけではないように思います。
ガチガチにそろえることよりも その場で感じることを大切に踊っているようで、とてもステキ。
エトワールは退団する天華えまさん。
歌い上げるというより歌詞を届けることに重きをおいた ていねいな歌い方がグッときました。
2番手羽根を背負った暁さんが大きく見えたのと、舞空さんのヘアスタイルがとにかく可愛いのと、
大羽根を背負って大階段を降りてくる礼さんが見られて感無量。
黄金期を迎えた礼さんが率いる星組はどこまで進化していくのでしょうね。
2024年も星組から目が離せません。