【前置】遠征中につき雪組退団者&ベルばら配役の件は、後日改めて記したいと思います。
本日は千秋楽まであとわずかと迫った花組『アルカンシェル』観てきました。
組子たちの熱量が増しに増しているなか、柚香光さんはセンターでひときわ輝き、もはや半分透けてるんじゃないかと思うくらいの退団オーラを放っていました。
寂しさを紛らわす意味もこめて、柚香さんの退団後の活動について想像を膨らませたいと思います。(妄想&願望強めなので本気になさらないでくださいね)
元トップたちの退団後の活躍
方向性を模索する元トップたち
会見で柚香さんは退団理由を「外の世界で新しい自分を見てみたい」と説明されました。
少数ではあるものの、退団後は一切活動をしないというOGもいますので、まずはホッと胸をなでおろした人も多いのではないでしょうか。
近年退団した元トップスターたちは、自身のディナーショーやコンサートの開催はもちろん、舞台や映像で活躍されています。
【元トップ退団後の主な出演作】
・柚希礼音『マタ・ハリ』『ボディーガード』
・紅ゆずる『エニシング・ゴーズ』
・望海風斗『ドリームガールズ』『ムーラン・ルージュ』
・珠城りょう『20世紀号に乗って』
・明日海りお『マドモアゼル・モーツァルト』『王様と私』
・真風涼帆『LUPIN』
いまではすっかり女優の貫禄がある元トップたちですが、
退団直後の作品はいきなりドレスを着て女優全開という人もいれば、まずは中性的なところからスタートする人もいて、最初はそれぞれ方向性を模索している感じです。
ベタだけど、まずはこれから
そこで柚香さんの退団後なのですが、
ベタではあるけれど、やはりまずは自身のコンサートを開き、宝塚時代の曲と新たに挑戦する曲を混ぜ合わせた構成が望ましいのかなと。
そこにダンスコーナーも入れて、何にもしばられることないフリートークも。
とにかく柚香さんが柚香さんらしくのびのびとパフォーマンスできる場があってほしいなと。
そして引き続き『JOSEPH』のようなファンションモデル的な仕事があるといいですね。
柚香さんの広告が街中で見られるなんてステキ!
で、その後はやはりミュージカルの舞台に立ってもらいたいですよね。
じゃあどんな作品で?
柚香光・伝説の作品再び?
小耳に挟んだ話しに舞い上がる
『アルカンシェル』の幕間にトイレに並んでいると、こんな会話が聞こえてきたんです。
「先週、明日海さんが華ちゃんと観に来たらしいよ」
「そうだってね。柚香さんも休演日に明日海さんの舞台を観に行ってたし、ここにきて交流すごくない?」
「もしかして何か一緒にやるのかも?」
「えーっ、『ポーの一族』とか?」
と、偶然小耳に挟んだ話しではありましたが、
明日海エドガー&柚香アラン&華メリーベル好きとしては舞い上がってしまったんですよね。笑
数年前に柚香さんがカフェブレイクに出演した際、『もしも願いが叶うなら明日海さんと何がしたい?』という質問に、
「もういちど(明日海)エドガーにアランとして会いたい」って答えていましたしね。
まさか壮大な匂わせだったとか?(冗談です)
『ポーの一族』は2018年に花組で上演された作品で、原作は萩尾望都さんのマンガ、演出は小池修一郎先生が手掛けました。
正直ね、演目が発表された当時は いまさら研16のトップと研10の2番手に少年役なんて!とガッカリしたんです。
しかしいざ公演が始まると、少年に扮した『みりれい』の美しさと、いままで観たことがないような耽美な世界に引き込まれ、すっかり虜になりました。
【余談】元旦に行われた公演初日、ゴンドラに乗った明日海さんと柚香さんが現れたときの客席のどよめきと大きな拍手がいまでも忘れられません。そして明日海&柚香をゴンドラに乗せるとなると芹香斗亜さんの組替えは避けられなかったんだなと。
柚香光が大好きなあの場面
じつは『ポーの一族』は 明日海さんの退団後に外部で再演されているんです。
男性が入ることで世界観が変わるのではと心配したけれど、宝塚版と同じく大感動しました。
【『ポーの一族』外部版キャスト】
エドガー・明日海りお
アラン・千葉雄大
シーラ・夢咲ねね
メリーベル・綺咲愛里
老ハンナ・涼風真世
このときの公演は花組バージョンそのままでしたが、
もし柚香さんが再びアランを演じることになって、柚香さんが大好きだという『小鳥の巣』のシーンが加えられるなんてことになったらエモ過ぎでしょ!
所属する事務所との兼ね合いもあるでしょうし、退団後すぐには無理だとしても いつか実現してほしいですね。
と、ここまで私の妄想に付き合ってくださりありがとうございました。
気の早い話しになりましたが、いまはただ、日曜日のラストデーまで 柚香さんが組子たちととびきりステキな時間を過ごるよう祈りたいと思います。