みなさんお忘れですか?
『柚香光さん退団説』にヤキモキしたことを。
柚香光の退団説に思う
柚香光・退団説の発端
ことの発端は歌劇1月号でした。
毎年『歌劇1月号』の表紙は大劇場のお正月公演を務める組のトップスターが飾るのが通例となり、
もし他のジェンヌが掲載された場合は退団することがほぼ確定というジンクス。
で、今年のお正月公演は花組だったにもかかわらず、1月号の表紙が礼真琴さんだったものだから「柚香さんが次回作で退団するのでは?」と大騒ぎになったことは記憶にあたらしい。
「はいからさんが通る」
「アウグストゥス」
「元禄バロックロック」
「巡礼の年」
「うたかたの恋」
残念ながら柚香さんがトップになって東西完走を果たしたことがありません。
なのにこれで退団だなんてあんまりだ~。
しかも水美さんの専科異動が決まり、永久輝さんの2番手が1作だけなのはあり得ない!と思いつつも不安になるのがファンの心理というもの。
結局は『鴛鴦歌合戦』の前楽が貸切公演ということで、あっさり解決!
『ジンクス』が破られた瞬間でした。
表紙ジェンヌの予告もなくし、劇団は『人事予想しやすいものを事前に明確にしない』ことを決めたようです。
で、われわれが退団説にヤキモキしているあいだに、柚香さんは着々と未来に向かって前進されていました。
柚香光・広告塔として
このたび柚香光さんがイメージキャラクターをつとめる『Joseph』より、またまた柚香さん監修アイテムの発売が決定しました。
そう、ご自身が監修するアイテムの発売に向けて着々と準備をされていたのですね。
柚香さんが監修するこのシリーズは評判がよく、次回は4点のアイテムが発売されます。
そのアイテム名がオシャレなんですよ~。
・RAY (JACKET)
・AWAKE (BLOUSE)
・YARN (JERSEY)
・SUNSHINE(RING)
頭文字を並べると、光さんのお名前になるの気がつきました?
『柚香光さんと巡るハイサマーコレクション』と銘打って、各地でイベントも開催予定です。
『広告塔』としても大活躍の柚香さん、カメラ撮影の時に『自分と空間が一体化する瞬間』がお好きなんだとか。
『TAKARAZUKAあにまるハウス#11』
最近の柚香さんは良い意味でどんどん肩の力が抜けて、舞台の上でもカメラの前でも自然体でいる瞬間が増えたように思います。
愛犬のノアくんと星風さんと出演した『TAKARAZUKAあにまるハウス#11』で見せた表情のやわらかいこと。
星風さんやワンちゃんにかける言葉も優しくて本当にステキです。
「まどかちゃんは、いつもよく笑って楽しそうにしてくれて嬉しい」と。
「だって楽しいんですもの」とテレる星風さんも可愛かったです。
110周年の顔として
2019年にトップになってから柚香さんを取り巻く環境は刻々と変化しつづけています。
相手役を華さんから星風さんへ、2番手を瀬戸さんから水美さんへと替え、
さらに次回作から永久輝さんが2番手になり、柚香さん率いる花組は新たなフェーズに突入しようとしています。
宝塚の名作『二人だけの戦場』、日活映画のリメイク『鴛鴦歌合戦』と話題作がつづき、
柚香さんは来年、『宝塚(筆頭組)の顔』として110周年イベントに参加されるでしょう。
退団説で暗雲が立ち込めていた時期は何だったんだと思うくらい視界良好!
ただ、これからも大劇場の演目が発表されるたびにタイトルに意味がないかソワソワする気持ちは変わりませんし、
相手役の星風さんの去就もつねに気にはなっています。
ですがせめて観劇している時間だけは、柚香さんがつくりだす『夢の世界』にどっぷり浸っていたい。
いよいよ今月末から花組の別箱が始まりますね。『二人だけの戦場』心から楽しみにしてます。