きょうは星組のうれしいレポートと、雪組の心配なお知らせが入ってきました。
礼真琴「1789」復帰初日
星組東京公演『1789』、ついに礼真琴さんが復帰されました。
礼さんの開演アナウンスが流れると会場割れんばかりの大拍手。
歌い出しから完璧の礼さんはみごとにロナンを演じきり、歌もダンスもお芝居も休演明けとは思えないクオリティの高さで、真のプロフェッショナルだったそうです。
礼さんの並々ならぬ気合に組子たちも呼応し、ひときわ熱くパワー溢れる感動的な舞台だったとか。
デュエットダンスが終わって舞空さんがハケたあとも鳴り止まない拍手に、礼さんはひとり深々とお辞儀。
パレードでの階段降りで瀬央さんや輝月さんや組子たちの泣き顔を見て感極まって歌えなくなってしまった礼さんに、客席からあたたかい拍手がおくられました。
銀橋で礼さんと向かい合ってお辞儀するとき、瀬央さんの涙が止まりません。
銀橋から本舞台に戻っていくときも瀬央さんの頬には涙がつたい、その泣き顔を見た組子たちも次々に顔を歪めて涙ポロポロ。
みんな我慢してたんですね。礼さんが帰ってきた喜びと安堵で涙が止まらなかったのでしょう。
そりゃあそうですよね。いくら代役稽古が行われていたとはいえ、いきなり大羽根を背負う重責を担った暁さん。
天華さん、碧海さん、鳳真さんも、この人なら絶対出来ると思われての代役は とんでもないプレッシャーだったと思います。
日々変わる状況に、だれよりも柔軟な対応を求められた舞空さんも。
みんなをフォローして先導する立場の瀬央さんもしんどかったでしょうね。
フィナーレからパレードまで泣きっぱなしだったという瀬央さんの様子にもらい泣きしました。
組子たちにとって礼真琴という存在がどれほど大きいか。
礼さんにとって仲間と舞台に立つということがどれほど大切なことか。
いろんな苦難を乗り越えて星組はとんでもなく強いチームになったのではないでしょうか。
あらためまして、礼さん おかえりなさい。
千秋楽まであと3日、退団者のみなさんや瀬央さんと充実したときを過ごせますように。心から応援しています。
雪組の心配事
気になるのは雪組の状態です。
明日初日を迎える彩風咲奈さん率いる全国ツアー『愛するには短すぎる/ジュエル・ド・パリ!』。
透真かずきさんと妃華ゆきのさんの休演が発表されました。(復帰時期は未定)
全国ツアーは9月18日の札幌まで約3週間の公演期間があります。
とにかく1日もはやいご回復と、どこかの公演で合流できることを願っています。
そして8月28日に初日をむかえる和希そらさん主演「双曲線上のカルテ」。
スカイステージの双曲線のナウオンの放送日がずいぶん先(9月12日)に延期されたことに不安の声。
同じくナウオンの初回放送が延期された月組シアターオーブ公演『DEATH TAKES A HOLIDAY』。
公演は2023年6月12日~28日の予定でしたが、初日の幕は上がらず。
6月12日~18日の公演が中止となってしまいました。
『双曲線上のカルテ』のナウオン放送日がずらされたことに何の意味もなければいいのですが。
いま宝塚は上演スケジュールが出たとしても、公演中止はあるし、休演あるし、代役はあるし…
予定されていた公演が予定どおり上演されるかどうかは終演後まで分からない状態です。
だからこそ私たちは1回1回の公演を大切に観劇したいですし、なによりタカラジェンヌが心身ともに健やかであることを願うばかりです。
どうか全ツチームも東上チームもぶじに初日の幕が開きますように。