舞台とは違うタカラジェンヌの姿を2回にわたって放送される『CAST』。
桜木みなとさんの回(side-A)が放送されました。
桜木みなとCAST(side‐A)にて
本格殺陣にチャレンジ
桜木さんと宙組メンバーが挑戦するのは日本刀をつかった本格的な殺陣。
メンバー5名
桜木みなと(95期)
凰海るの(102期)
梓唯央(104期)
泉堂成(105期)
波輝瑛斗(106期)
宙組は極端に和物の演目が少ないので、やる前は(桜木さん以外みんな)自信なさげでしたが、
抜群の運動神経とセンスとがんばりで、たった2日間で複雑な殺陣の習得&撮影までやってのけました。
先生も「完璧!」と絶賛。
完成された映像は映画のワンシーンのようでカッコよかったです。
宙組の本格和物が見たくなりました。
桜木みなととから泉堂成へ
トークコーナーはメンバーが桜木さんとのエピソードを語るというもの。
波輝「カジノロワイヤルで絡んだときに桜木さんがすべてを受け止めてくださったおかげでお芝居って楽しいんだなって思えました。桜木さんは舞台を見ていてもステキですし、普段のお姿もステキなので、やっぱり(ステキな内面が)舞台に出るんだなと」
波輝さんや梓さんからベタ褒めされてテレる桜木さんは、「これ、あと2人も聞かなあかんの?」と関西弁で笑いをとりつつ、
メンバーの思いを受け止め、これからの糧になるようなステキな言葉をかけてあげていました。
その中でも印象的だったのが泉堂さんへの言葉です。
泉堂さんは『カジノロワイヤル』の新人公演で桜木さんの役を演じましたし、
2年前の「Hotel Svizra House」では桜木さんの恋人を演じたこともありました。
泉堂「私が何をしても桜木さんは受け止め、数えきれないほど救ってくださいました。芸ごとだけじゃなくて、悩んだり前に進めないときに他の人とはちがう着眼点で言ってくださって本当にありがとうございます。桜木さんがいろんなことに情熱をもって、それをちゃんと体現されているのがすごいなと。桜木さんみたいになれるように頑張ります」
桜木さんはカメラ目線で「(桜木さんみたいに)だそうです!」とおどけて見せたあと、
桜木「泉堂はカジノロワイヤルも頑張ったもんね、役についても泉堂自身のことについても一緒に話ししたりしてね。意外と熱いよね。そういう気持ちを持ってるならその部分を引っ張り出してあげたいって思った。ちょっと打たれ弱いところも可愛いなって見ています。笑。いっぱい失敗してほしいし、いっぱいチャレンジしてほしい」
泉堂「ありがとうございます」
泉堂さんには大きなチャレンジが待っています。
初主演をつかみとった『パガド』の新公で、どんな『世紀の寄術師カリオストロ』を観せてくれるのか楽しみにしています。
で、泉堂さんの新公初主演はとてもおめでたいのですが、
宙組どうなるの?
路線渋滞
宙 組 路 線 渋 滞 問 題 発 生!
芹香→桜木→瑠風→鷹翔→風色、そして亜音→大路&泉堂と詰まりすぎ。
人材が豊富というのは素晴らしいことですが、そんなに並べて活かしきれるのでしょうか。
仮に宙組トップが順当に芹香→桜木→瑠風と受け継がれたとしましょう。
研17でトップになった芹香さん(93期)が、3~4作やって2年後に桜木さん(95期)にバドンタッチしたとして、桜木さんの就任も研17です。
そしてその2年後に桜木さんから瑠風さん(98期)にバトンタッチしたとして、瑠風さんは研16就任という高学年ループ。
これだと人事が硬直するのも無理はありません。このサイクルをどこでどう断ち切るかですね。
人が足りない
そして風色さんのバウ主演が発表されたことにより新たな疑問が!
それは路線上級生たちがみんな『エクスカリバー』に出演するのかということ。
【エクスカリバー初演配役】
ランスロット・桜木みなと
モーガン・真白悠希(104期)
マーリン・若翔りつ
ウルフスタン・悠真倫(専科)
えっと、104期の真白さんがバウに回ったとしても 瑠風さんや鷹翔さんが『エクスカリバー』となると役が足りませんね。
もう1チーム(公演)増やそうにも 問題は人手不足。
宙組の人数は全組で最少の65名です。(別箱時点)
「エクスカリバー」に36名、残り29名もバウに必要でしょうから3チームに分けるほどの人数がいないように思います。ですが、
桜木みなとのDSどうなる?
バウに専科さんを出演させるなり なんとか人数のやりくりをして、桜木さんのディナーショーでも入れる予定でしょうか。(DS実現するといいなと思います)
全体の人数は少ないのに路線過多というアンバランスな宙組。
4番手不在の花組も気になりますし、110周年やその先を見越してそろそろ動きがあるのかもと注目しています。