月組大劇場公演『フリューゲル/万華鏡百景色』マチソワしてきました。
観劇のプラスアルファの楽しみとして『観劇被り』というものがあります。
要は、意図せずタカラジェンヌと同じ回を観るということなのですが…
月組公演に瀬央ゆりあと輝月ゆうま
月城かなと客席降りで大サービス
マチネ、着席していると何やらとんでもないオーラを放った人が目の前を通りました。
マスクを着けていても溢れ出る美人オーラ、輝く瞳と透明感あふれるお肌は 紛れもなく専科の瀬央ゆりあさん。
おとなりには同期の輝月ゆうまさんがご着席。
もしかしたら月城さんが客席降りで絡みにくるかも!と高まる期待。
このショーは本来ならトップさんは客席降りをする予定ではなかったのですが、月城さんが先生に直談判して客席降りの許可をとったそう。
月城さんは通路どころか、毎回後方席まで手を振りに行くサービスっぷりで、先頭をきって客席降りを盛り上げています。
客席に知り合いを見つけた時には子供のようなイタズラを仕掛けて、驚く様子を見て「あははっ!」と嬉しそう。
暁千星さんが同期の天華えまさんと観劇したときも、月城さんは不意打ちで暁さんの髪の毛をクシャクシャ!
暁さんはビックリ!その様子を見ていた天華さんは爆笑!
で、本日は瀬央さんと輝月さんにも大サービス。
ただ手を振るだけでは足りず、瀬央さんに覆いかぶさるように顔を近づけ、そのあまりの近さに周囲から「ひゃっ~っ!」と声が上がりました。
その声を聞いた月城さんの嬉しそうなこと。
瀬央さんと輝月さんも顔を見合わせてワチャワチャキャッキャ。
そんな二人を見て月城さんはまたニヤリ。
鳳月さんや月組生は輝月さんに向かって笑顔やウインクでアピールしていて、かわいくて平和で尊い時間でした。
ちょっぴり気になったのは瀬央さんが金髪だったことです。
意味もなく金髪にはしないと思うので、次の作品の役作りか、もしくは何かの撮影のためでしょうか。
専科デビュー作の発表が待たれます。
風間柚乃が絶好調
ソワレのeプラス貸切公演は風間柚乃さんが絶好調!
風間さんが演じるルイス・ヴァグナーは、歌姫ナディア(海乃)のマネージャーですが、それは世を忍ぶ仮の姿で、じつは別の…という面白い役どころ。
とにかく陽気なキャラでルイスが登場すると舞台がパッと明るくなります。
なのでアドリブを入れるのにはもってこい!風間さんもノリノリです。
自己紹介で名刺をチラつかせて
「ルゥeぃーープラス ヴィクナーですっ!」とドヤ顔。(客席拍手)
ハケ際に鳳月さんに向かって「チィーッス!」(客席爆笑)
チャラ男がハマリすぎてて最高に面白かったです。
雪組「双曲線上カルテ」残念なこと
月組『フリューゲル』、花組『鴛鴦歌合戦』、雪組全ツ『愛するには短すぎる』…
コメディ作品ばかりが上演されるなか、無骨でシリアスな作品に挑んでいるのが和希そらさん主演『双曲線上のカルテ』チーム。
青年館公演も評判が良いですね。
子役から老け役までひとりひとりが役を掘り下げ、みとごなチームワークで作り上げられた素晴らしい公演です。
そして和希さんの芝居、歌、ダンス、全ての技術力の高さに唸る公演でもあります。
そんな和希さんから学ばせようと2番手に当てられたのが縣千さん↓
縣さんが演じるのはマジメだけど情熱と信念を持った医師。
反発しながらも最終的にはフェルナンド(和希)の味方になる難しい役どころです。
聖乃あすかさんが『冬霞の巴里』のアナーキストで新境地を開いたように、縣さんも役者としての幅を広げる大切な公演。
だからこそ復帰できて本当に良かった。
しかし、ひとつ残念なことが。
舞台写真が発売されますが 縣さんの写真がないのです。
ドラマシティ公演の、おそらく縣さんが参加できなかったゲネプロ(通し稽古)で撮られたのでしょう。
別箱の舞台写真なので序列の判断に影響は出ませんが、縣さんの白衣姿が写真で見られないのは残念ですね。
【余談】NOW ONでやたらとみんなから「白衣が似合う、カッコいい」と褒められてテレる縣さんが可愛かったです。
青年館公演の写真が追加で販売されるといいですね。
全員元気で9月18日の千秋楽をむかえられることを心から願っています。