宝塚歌劇団の演出家、藤井大介先生が理事を退任していたことがわかりました。
藤井大介先生 宝塚歌劇団理事退任
劇団の落としどころ
持参したお酒を花組の上級生にすすめ、劇団内で飲み会をおこなったことが週刊誌報道された藤井先生。
珍しく劇団が異例の速さで『理事退任』というカタチで対処しましたが、それもそのはず。
理事という肩書があろうとなかろうと、それはあまり関係ないということです。
というのも、EXCITER!、Apacionado!、Sante!、アクアヴィーテなど、
数々のヒット作を生み出してきた藤井先生は、劇団を支える屋台骨であり、劇団が彼を手放すはずがありません。
しかしここまで大々的に報道されてしまった以上、何らかの対処は必要で、理事という肩書を外すことで落ち着いたのでしょう。
つまり肩書が無くなるだけで、演出家としての仕事は変わらないということ。
藤井先生に対する個人的な思い
個人的には藤井先生は劇団愛にあふれ、生徒のことも一人ひとりよく見ていて、生徒や組の魅力を引き出すショーをつくる素晴らしい演出家だと思います。
自分が作ったコンサートで、客席降りしてきた生徒さんにペンライトを振って、ウインクをもらって大喜びしている先生を見たことがあり、微笑ましく思ったこともありました。
そんな生徒への愛情も深い先生だからこそ、話し合いがうまくいかず、悶々としている生徒をなぐさめる意味でお酒をすすめたのかもしれません。
だけどこの件が花組の上級生と下級生の間に亀裂を生じさせてしまい…
休演している103期生が次回の公演で復帰されることを願っています。
報道された元トップスターに思う
恐怖で失神?
宝塚歌劇団に関する報道合戦が止まりません。
宙組トップをひたすらに叩き続ける文春に対して、前宙組トップに焦点を合わせてきた週刊女性。
12月11日付けの週刊女性によると、前宙組トップは星組時代にも下級生に対して厳しい指導を行い、その下級生が過呼吸になってしまったと。
彼女の姿を見るだけで恐怖で失神する下級生がいた、今回パワハラを行ったとされる生徒も前トップにいじめられたなど、
どこまで本当か分かりませんが、にわかには信じられないエピソードがつらつらと。
記事が事実無根なら現役生とちがって沈黙する必要はないのですから、ご自身の名誉のためにも何かしら対処したほうがいいのではと思います。
ランク分けされたファンクラブ会費
もうひとつ気になったのは、その元トップが立ち上げたファンクラブの年会費についてです。
4段階にランクを分けて募集されたファンクラブ会員。
ブロンズ(4000円)とシルバー(8000円)のみ料金が公表され、ゴールドとプラチナは要問い合わせですが、
報道によると最高ランクの年会費は20万円だそうです。
だけど驚くなかれ!
なんと元トップさんと一緒に旅行できるのだとか。
そう考えると安いような気もしなくもなくない。(どっち?)
現役の生徒さんのファンクラブでも、年会費や大人会費、公のサポート代に個人的お布施に、あと諸々…
それだけ払っても何か特別なことがあるわけではありませんので、そう考えると一緒に旅行ができる20万円は(もちろん旅費は別だけど)お得なのかな。
さて、今日は雪組の前楽を観劇し、大劇場で歌いおどる和希そらさん(96期)を目に焼き付けてきました。
ほんと、なんて舞台スキルの高い人なんでしょう。
観客も和希さんを讃えたくてたまらない感じで、登場する度に大きな拍手が沸き起こっていました。
いよいよ明日は千秋楽ですね。すばらしい一日になりますように。