月組次期トップコンビの発表につづき、もっとはやく風間柚乃さん初東上に関する話題を取り上げたかったのですが、
花組公演&星組新人公演の中止、宙組公演の見送りと、怒涛のニュースが続き、すっかり遅くなってしまいました。
風間柚乃・東上初主演決定!『BLUFF』
月組の別箱は礼華はるさん→彩海せらさんと立て続けに下級生育成のバウが続き、
今回ついに風間さん(100期)の東上初主演が決まったわけですが、
「あれっ?まだやってなかったの?」って思ったのは私だけではないはず。笑
下級生の頃から『研16』と言われて、その落ち着いた舞台運びには定評があった風間さん。
研11してトップ娘役の父親(『デスホリ』)を演じたり、トップのコンサート(『G.O.A.T』)で上級生2人を横に置いて堂々とソロをうたったり…
並の路線スターの扱いではありません。
東上初主演に選ばれたのが正塚先生の『BLUFF』というのも、芝居上手な風間さんにピッタリ過ぎて、その引きの強さに笑ってしまいました。
風間さん演じる天才詐欺師と その仲間たちが共に敵に立ち向かっていく痛快ロマンは、見ごたえありそうですね。
この公演を成功させ、次回大劇場公演(新トップコンビお披露目)で正2番手に弾みをつけたいところ。
が、気になることも。
100期・風間柚乃と聖乃あすかの差
95期とは違う点
100期のツートップである風間柚乃さんと聖乃あすかさんは、新人公演初主演のタイミングもバウ初主演のタイミングも同じ。
そしてこの度も同じタイミングで東上初主演が決まりました。
これでやはりふたりは95期の柚香光さんと礼真琴さんのように2番手→トップとそろって上げられていくのだろうと思いきや!
ふたりの間にある『差』が少し気になるのです。
まず聖乃さんがオリジナル新作で、風間さんが再演モノだということ。
聖乃あすか
『Liefie-愛しい人-』
作・演出/生駒怜子
ドラマシティ&青年館
風間柚乃
『BLUFF』
脚本・演出/正塚晴彦
バウ&東京プレイハウス
そして聖乃さんはドラマシティ&青年館に対して、風間さんはバウ&東京プレイハウスとキャパに差があること。
ちなみに柚香さんと礼さんが東上初主演をした際(2017年)には、どちらもオリジナルかつ東西同じ会場でそろえられていました。
柚香光
『はいからさんが通る』
ドラマシティ&青年館
礼真琴
『阿弖流為』
ドラマシティ&青年館
2番手になるタイミングがズレる?
バウ初主演まではきっちりタイミングを揃えて上げられてきた聖乃さんと風間さんですが、
初東上では演目や会場など、ここにきてビミョーに差が付けられている印象。
これに意味があるのか、ないのか。
演出家不足のため一刻も早く生駒先生をデビューさせたいとか、ドラマシティや青年館が押さえられなかったという単純な理由ならいいのですが、
もしかしたら2番手になるタイミングに関係するのかもという懸念。
というのも永久輝さんがトップになり、すんなり2番手に上がる聖乃さんに対して、
月組は鳳月さんと風間さんのあいだに誰かが入るのかもしれませんね。
そうです、最近よく聞く『水美舞斗さん月組説』です。
鳳月さんのプレお披露目『琥珀色の雨にぬれて』(全ツ)に水美さんが2番手役として特別出演されるなら、その説に現実味が!!
とまぁ花組も月組も代替わりが近づき人事が気になるところではありますが、
まずは現トップ体制が安全に公演を全うできることを祈り、その舞台を目に焼き付けたいと思います。
そして明日は待ちに待った花組再開ですね。
たまたま戻りで手に入れたチケットが公演再開日になろうとは!
しっかり見届けて観劇後にレポしたいと思います。