花組大劇場公演『アルカンシェル』の千秋楽まであと一週間。
日に日にセンチメンタルになっていくファンをよそに、
柚香さんら花組のみなさんは、毎日の公演に加え、サヨナラショーやDS&MSのお稽古で、とてもハードな日々を過ごしているのではないでしょうか。
柚香光DSに思う
で、柚香さんのDSの抽選結果は、残念ながら落選でした。
だけど不思議とそんなにショックではないんですよね。(負け惜しみではなく)
それは『アルカンシェル』で男役の柚香さんを見届けたという満足感があるからかもしれません。
もちろん作品に対していろんな感想があってしかるべきで、
ナチスを扱ったこの手のストーリーに嫌悪を示す人もいるでしょうし、とにかく役が少なく、退団者に対してもう少し配慮があってもよかったのにという意見も、本当にそのとおりです
もっと根本的なところでいうと、報道された件をうやむやにしたまま小池先生が生徒と関わることについて、ひっかかりは消えません。
なので演出家は良い作品をつくれば何をしてもいいという意味ではないのは大前提で、
『アルカンシェル』は、トップスターの退団公演としては十分満足のいく仕上がりですし、いろんな柚香さんが見られて、毎回見終わったあとにとにかく幸せな気持ちになれるんですよね。
そしてまぁ柚香光さんが放つ退団オーラの神々しいこと。
組子たちの団結もすごくて、まさに心はひとつ。
劇場はトップスターの退団公演ならではの神聖な空気に包まれ、本当に感動します。
15年間の集大成として柚香さんがDSで何を歌うのか、配信を楽しみにしたいと思います。
月城かなとのDS開催は?
柚香さんのDSが発表されてからというもの、月城かなとさんのDSも開催されると信じて疑いませんでしたが、
まだ発表がないところをみると、まさかやらないとか?
そういえばコンサートで自身の過去を振り返るメドレーをやらなかった柚香さんに対して、
怒涛の過去メドレーを歌いあげた月城さん。
柚香さんはDSをやる前提で、月城さんはやらない前提での選曲だったのでしょうか。
もしそうなら こんなところにDSやるやらないの匂わせがあったとはねぇ。
月城さんは早い段階から任期を5作と決め、良い状態で次につなげるために、オリジナルは何作目にもってきたらいいのか、1本物はどのタイミングでやるのが良いのかということを 綿密に計画してやってきたとan・anのインタビューで語っていましたが、
その計画の中に自身最後となるディナーショーは入っていなかったのでしょうか。
組替えを経験したトップさんがサヨナラショーで前組時代の歌をうたうことはほとんどなく、
退団公演期間中に行われるDSで昇華しておくというのが常です。
なので月城さんがDSをしないとなると雪組時代の曲が聞けることは おそらくもう無いということ。それは寂しすぎる~。
海乃さんのミュージックサロン開催の有無も気になるところです。
こうしてファンがやきもきしている間にも、刻一刻と『Eternal Voice』の初日が近づいていますが、まだ諦めきれないよ〜。
いまからでも月城さんのDSと海乃さんのMSの発表があることを切に願っています。