2024年は多くのトップを見送り、新しいトップの誕生に沸くアニバーサリーイヤ―となりました。
そこで今回は、先日退団発表を行った舞空さんからトップ娘役のバトンを受け取るのは誰なのか!を予想したいと思います。
星組次期トップ娘役候補たち
詩ちづる・105期ももう研6
星組次期トップ娘役の本命といえば、それはもちろん詩ちづるさんでしょう。
4人のトップ娘役を輩出した95期の再来と期待されている105期ですが、
研6となった現時点でトップが決まっているのは花組の星空美咲さんただ一人です。
詩さんは星組に異動してから、新公ヒロイン2回、東上ダブルヒロイン、バウヒロインと、着実にカードを集めてきました。
そして親しみやすい可愛らしさでヒガシマル醤油というスポンサーも付きましたし、準備万端!
もう待たせておく理由がありません。
どんな演目が当てられるかは分かりませんが、詩さんが相手だと礼さんの包容力が何倍にもアップするような気がするんですよね。
互いに新たな魅力を引き出すコンビとして良いと思います。
ただ、今も昔も『水物』と言われるのが娘役人事。
近年の例を見てみるとトップ引き継ぎは必ずしも学年順というわけではなく、
学年逆転(美園さくら→海乃美月)、同期引き継ぎ(潤花→春乃さくら)など、なにが起こるか分からない。
そう、順当に詩さんが就任するとは言い切れないのです。
小桜ほのか・99期から2人目なるか
そこで次なる候補として名前が挙がるのが、ヒロインもできて脇にも回れるマルチ娘役の小桜ほのかさんです。
99期は美園さくらさんしかトップを輩出していないこともあり、ここでもう一人出したいところ。
トップスターの意向が反映される場合もあるそうなので、もし礼さんが望み、演目がハマれば小桜さんアリかも。
『れいほの』なら高い歌唱力が要求される海外ミュージカルができそうですね。
やもめ説に思う
そして娘役が先に退団すると必ず浮上するのが『やもめ説』です。
やもめとは、娘役トップを置かず、公演ごとにヒロインとなる生徒を変えるというもの。
過去に月組・瀬奈じゅんさんのやもめ公演『エリザベート』で、
主役のエリザベートに宙組の凪七瑠海さん(当時研7)が大抜擢されるという、トンデモ人事がありました。
もし星組で礼さんの相手役が他組の男役下級生ということにでもなれば、大ニュースになるでしょうね。
しかしそもそもトップ娘役という貴重なポジションを空白にして良いのかという疑問。
娘役のモチベーション低下や、連動して組の士気にも大きく関わってくるゆえ、
個人的には『やもめ』は避けた方がいいと思います。
礼真琴やら暁千星へのバトンが鍵
と、ここまで次期トップ娘役について、『詩ちづる』『小桜ほのか』『やもめ』と考えてきましたが、
そもそも礼さんの任期はあと何作なのでしょう。
大方の予想どおり あと2作(全10作)なら小桜さんと添い遂げという可能性もなきにしもあらず。
しかし計画はすでに次期トップ体制を考慮して進められているはずです。
次期が暁さんだとすると、詩さんと組ませるのなら同時就任だとあまりにも月組色が強い。
なので同時スタートは避け、2作ほど就任時期をずらす対策がなされるのではと。
すると礼&舞空→礼&詩→暁&詩と、星と月を混ぜながらキレイに引き継げると思うのですが、どうでしょう。
舞空さんの退団により約5年ぶりに動く娘役人事。
いったい誰がトップオブトップの礼真琴さんの相手役を射止めるんでしょうね。
発表を楽しみに待ちたいと思います。