星組御園座公演「王家に捧ぐ歌」
ライブ配信視聴しました。
礼真琴さんを筆頭に、星組生のエネルギーに満ちたストレートなお芝居に大感動!
本記事ではライブ配信の感想を熱~く語ります。
(長文です)
星組御園座公演「王家に捧ぐ歌」ライブ配信感想
王家に捧ぐ歌の公演が決まったときに
「礼真琴と舞空瞳なら地下牢から脱出できそう!」とか、
「礼真琴と舞空瞳、どっちがアイーダ?」とか冗談言ってすみません。
本日の配信を観て礼さんのラダメスに惚れ、舞空さんのアイーダの気高さに惹かれ、二人が折り重なるように召されるシーンに前記の冗談も忘れ嗚咽しました。
万人に「愛と平和」を訴えかける素晴らしい公演だったとおもいます。
観終わってしばらくたった今もまだ、王家の世界から抜け出せないほど感動しています。
礼真琴・ラダメス
この公演で礼さんは、
礼真琴史上最高をまた更新したのではないでしょうか。
圧倒的な歌唱力は言わずもがな。
むずかしいナンバーとお芝居に境目がなく、つねにラダメスとして存在する礼さん。
ラダメスは戦争においても勝ち方にこだわる頭脳派、愛情深く仲間思いで…カッコよすぎ!
そりゃぁアムネリス様もアイーダもラダメスを好きになっちゃいますよね。(もちろん私たちも)
アイーダへの深い愛も、アムネリスに対して誠実であろうとする姿にもグッときました。
地下牢にアイーダが忍びこんだことを知り、自らの命よりも彼女が地下から出られないことを嘆くラダメスの愛の深さ。
このとき礼さんの左目から涙がながれ感動倍増。神がかり的な瞬間でした。(←ここBlu-rayチェックポイントです)
衣装に関しては、礼さんが1日2公演フルパワーで熱演できたのも動きやすくカジュアルな衣装だったからかも?とプラス思考で受け止めました。
本音をいえばもう少し…です。
終演後のごあいさつ
「何年後かにこのBlu-rayを見て『あの頃は世界が大変だった』』と笑って話せたらいいですね。あっ、タイムカプセルのようなこと言ってますけど。この後また再生ボタンを押してもう一度最初から見てくださ~い!」
未来に希望が持てるステキなステキなご挨拶でした。
舞空瞳・アイーダ
スタイルの良さが際立つ衣装がよく似合っていてステキでしたね。
スリットの入った衣装で床に倒れこんでも美しい見せ方を崩さないのはスゴイ。
礼さんと同じパワーで芝居を返し、「愛と平和」を訴えるにはこのくらい直球じゃないと伝わらないとばかりの迫力!舞空アイーダは観ていて本当に気持よかった~。
歌もセリフと同じくらい力強く、すべての歌詞がしっかり伝わってきて相当お稽古されたんだろうなぁと。
さすが星組の根性(努力家)ナンバーワン!
フィナーレ
デュエットダンス後、礼さんの髪をそっと直す舞空さんのしぐさにキュンとなったのは私だけではないハズ!
有沙瞳・アムネリス
有沙アムネリスに大拍手!(パチパチパチ)
この公演の成功は有沙さんの存在も大きい。
ファラオの娘としてのプライド、ラダメスに向けられた愛、アイーダへの嫉妬。
有沙さんの演技力と歌唱力でアムネリスの複雑な心境が手に取るように伝わってきました。
ラダメスに人生を大きく変えられても彼を愛し
「私にあなたを殺させないで」とただの女のようにすがりつシーンは名演で深く心に残りました。
ラダメスが死んでも嘆くことすら許されない立場。
あぁ、有沙アムネリスこそ誰よりも幸せになって欲しいと願わずにはいられません。
フィナーレで礼さんのお隣に並び「娘役Wトップ扱い」も違和感なくしっくりきました。
極美慎・ウバルド
画面越しにも尋常ではないスタイルの良さ。
眼光の鋭さにゾクッ。
死んでから何千年も経って妹アイーダの心が分かってきたという切ない冒頭、もう一回見直したい。
劇中では笑わない極美さん、パレードでやっと可愛い天使の笑顔がみられ嬉しかったです。
星組御園座「王家に捧ぐ歌」
礼真琴さん率いる星組の熱い熱い舞台に魂を揺さぶられました。
しばらく感動の余韻がつづきそうです。
明日の千秋楽もすばらしい舞台になりますように。
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