華優希さん退団後初ミュージカル
「マドモアゼル・モーツアルト」
コンスタンツェ役に決定
おめでとうございます。
明日海さんと華さんが一緒にうつるポートを
みると、懐かしさと新しさが混在して
ふしぎな気分です。
マドモアゼル・モーツァルト
コンスタンツェ役に華優希
東京建物ブリリアホール10月公演ミュージカル『マドモアゼル・モーツァルト』のコンスタンツェ役に華優希さんが決定しました!👩宝塚歌劇団在団中にコンビを組んでいた明日海りおさんと華さんが、再びの共演です🎼#マドモアゼル・モーツァルト #明日海りお #華優希 pic.twitter.com/V4nYCZozCW
— 東宝演劇部 (@toho_stage) 2021年7月11日
華さんのフリフリのかわいいドレス。
明日海さんのヒラヒラ華やかな男装。
ゆめゆめしくステキな世界風に写っていますが、このミュージカルの内容は、
宝塚のようなメルヘンでもなく、
ロマンでもなく、痛快でもありません。
自ら望んで男のフリをしているわけではない
モーツァルト。
モーツァルトが女だとは知らずに結婚し、
彼(彼女)に愛されないと悲しみにくれるコンスタンツェ。
フクザツな心境をかかえる二人。
コンスタンツェはモーツァルトに
愛されないと嘆くだけならまだしも、
ほかの男性との子を身ごもってしまう。
一方、モーツァルトはモーツァルトで
男性(サリエリ)にひかれるようになり…
自分を偽るモーツァルトと
愛に飢えたコンスタンツェ。
この二人の行動に説得力をもたせるには
セリフにはない心理描写など
とても高度な演技力がもとめられます。
もちろん、明日海さんと華さんなら
そこのところを深く表現してくれるでしょう。
しかし、宝塚時代とちがい、
二人だけの世界が深ければ深いほど、
ほかの共演者とのバランスがむずかしい。
私は楽しみにしています。
明日海さんは宝塚時代、どんな難しい役でも
いぶきを吹きこみ人物を息づかせてきました。
その並々ならぬ演技のこだわりから生まれる
「マドモアゼルモーツァルト」
明日海さんが絶大な信頼をよせる華優希さんに
コンスタンツェ役が決定したことにより、
また素晴らしい舞台をみせてくれるでしょう。
また明日海さんや華さんの
新たな魅力に出会いたい。