2022年宝塚の中心にいたのは95期。
神7も2023年は研15に。
果たして来年は95期にとってどんな一年になるのでしょうか。
95期神7・今年の活躍と来年のはなし
花組・柚香光、水美舞斗
2022年は『巡礼の年』で水美さんが2番手羽根を背負い、同期トップ&2番手となり地位が確立。
水美さんの羽根を自分のことのように喜ぶ柚香さんが印象的でした。
別箱2本も一緒でしたし、『れいまい』を堪能した一年だったと思います。
しかし試練も多く、何度も公演中止に涙をのみ、文春にもとりだたされ、相当ツライ思いをされたのではないでしょうか。
水美さんの専科異動が発表されたことも、いまだ動揺が広がっています。
2023年、水美さんは専科で長く活躍する基盤をつくるのか、それとも星風さんパターンですぐにどこかの組へ異動になるのか…さらなる人事発表に戦々恐々。
水美さんを専科に送り出し
永久輝さんを2番手に置き
柚香さんの任期後半戦がスタートするかに思えましたが…↓
歌劇表紙ジンクスにより、柚香さんの去就について感心が集まることとなりました。
もし来年2作目で柚香さんが退団なら、発表は大劇場公演『うたかたの恋』千秋楽(1月30日)を終えたあとになり、そのころまで落ち着かない日々が続きそうです。
月組・月城かなと
トップ就任1年目とは思えない安定感と人気で、月城さんも月組も絶好調の2022年でした。
暁さんが抜け「ショースター不在でレビューは大丈夫?」と不安がありましたが、
なんとその不安を払拭したのが
『FULL SWING』(全ツ版)で、大劇場公演のときより余裕たっぷりで歌いおどる月城さんご自身だったということに驚きました。(下級生の活躍も)
2023年は海乃さんや鳳月さんの進退について発表があってもおかしくありません。
月城さんにゆかりのある梨花さんが新組長に就任することから、新たな体制づくりに入ることも考えられます。
ただ、どんなことがあろうと
来年も月城さん率いる月組は安定の舞台をみせてくれるだろうという安心感があるのはスゴイですね。
『応天の門』
『Death Takes a Holiday』
『フリューゲル-君がくれた翼』
と演目にも恵まれ
2023年の月城さんは舞台人としてもトップとしても、さらに厚みと深みが増すでしょう。
12月31日は月城さんのお誕生です。おめでとうございます。
雪組・朝美絢
2022年の朝美さんといえば
『蒼穹の昴』の春児でしょう。
ハマり役に出会えて良かったですね。
2023年も2番手だからできる幅の広い役をやって、来たるべきときに備え、着々とキャリアを積み重ねていくと思われます。
で、12月30日は『海辺のストルーエンセ』の集合日だったのですね。
ヒロインは音彩さん、2番手役は縣千さんでした。(予想どおり)
朝美さん2回目の東上公演たのしみにしています。
星組・礼真琴、瀬央ゆりあ
瀬央さんがいなかったらどうなってたのかと思う全国ツアー『モンテクリスト伯』
短いお稽古期間で休演者にともなう変更をみごとにやってのけ大活躍でした。
ここぞという時に頼りになる瀬央さん。
来年も番手がごまかされ続けるのか、それとも結論がでるのかは、『1789』以降の公演に注目!
ということは2024年まで持ち越し?
瀬央さんの進退も含めて、どういった形で番手に決着がつくのか、つかないのか、2023年も目が離せません。
2022年は礼さんが役者として凄みを増した1年だったと思います。
とくに『ディミトリ』は素晴らしかった。
2023年は『1789』のロナンが当たり役になりそうですし、トップとしても充実した一年になるのではと思います。
宙組・桜木みなと
2022年の桜木さんは
『カルトワイン』で当たり役と出会い
『High&Low』で再現度の高い役作りが評価されました。
歌えて踊れて芝居ができて…3拍子そろった実力を証明した一年だったと思います。
2023年の桜木さんは、長かった3番手に終わりを告げ、2番手に昇格することが予想されます。
役柄もそうですが、出版物、スカステ番組…活躍の場が一気に広がりそうです。
2023年の神7
2023年は来たる110周年に向け調整に入ると思われますので、爆弾人事がないとも言い切れません。
その人事に95期は巻き込まれるのか。
柚香さんの進退も気になりますし
いつ誰がどうなっても不思議ではない学年だけに不安はあります。
劇団が95期にどのような終わりを用意しているのかは分かりませんが、来年はまだ95期の時代は続くでしょうし、神7の活躍が見られそうです。
来年はタカラヅカスペシャルが開催されると良いですね。
2023年も95期の動向を見守りたいと思います。
本年も当ブログをご訪問くださりありがとうございました。
来年も何卒よろしくお願いいたします。