また出たけれど…新たな宙組報道に思うこと

本日は雪組全国ツアー公演『仮面のロマネスク/ガートボニート』の配信を視聴しました。

先月梅田で観た初日とは別物かと思うくらい変化していて、感想を語りたいところですが、

宙組に関する新たな報道があったので、それについて記したいと思います。

宙組報道に思う

近づく宙組再開

宙組約8ヶ月ぶりとなる大劇場公演『Le Grand Escalier-ル・グラン・エスカリエ-』。

いまだに論争が絶えない公演再開の是非は置いておいて、公演の詳細が発表されたからにはいつかはお稽古をスタートしなくてはなりません。

タカラヅカニュース総集編の『来週のタカラヅカ』というコーナーで、

具体的な日付の告知はありませんでしたが、「宙組は宝塚大劇場のお稽古がはじまります」とアナウンスがありました。

いよいよ芹香斗亜さんと春乃さくらさんを中心とした62名の宙組生が新たなスタートを切る日が近づいてきたようです。

がしかし、終わりの始まりでもあるのが集合日。

つまり退団者の発表の日でもあります。

事件後の宙組では退団を希望している生徒が大勢いると報道があっただけに、宙組に贔屓を持つ人は不安な日々を過ごされていることでしょう。

そして本日、その不安を煽るような宙組に関する報道がなされました。

集合日は5月7日?

報道によると宙組の集合日は5月7日で、複数名の退団を予定しているのだとか。

主な退団理由は、劇団側の対応の不誠実さに不信感を覚えたことと、

一連の問題への責任感を感じて精神的に不安定になってしまったことだそうです。

そしてそれらを劇団が否定しなかったというのが報道の内容ですが、否定も何も…

現時点で劇団が「人事情報について事前の公開は行っておりません」と回答するのは当たり前のこと。

報道には続きがあり、「110期が班に分かれて組回りになったのは宙組の大量退団が影響しているかもしれない」ですって。

しかもその情報元がまたもや『劇団関係者』って、ほんと、あなた誰??

集合日の日付はともかく、どの組でも毎公演 数名の退団者が出ます。

そりゃあそうですよね。毎年新たに40人もの生徒が入団してくるのですから。

とくに退団を決意する期として多いのが、

契約の仕方が変わる直前の研5、新公を卒業する研7、すみれコードですが◯十歳を目前に控えた研10あたりです。

そしてそれ以降の学年は、まさしく本人がやりきったタイミングがその時なのでしょう。

なので宙組生が前向きにこれからの人生を考えたときに、辞めるタイミングが本作だったとしても不思議ではありません。

よって今回の宙組に関しても数名の退団者が出る可能性はありますけど、その決断が前向きなものであることを願うばかりです。

がしかし、もし報道にあるように、精神的に不安定になってしまったことが理由で辞めざるを得なくなってしまった人がいるのなら、こんな悲しいことはありませんね。

しかもその人が千秋楽付の退団ではなく集合日付の退団だとしたら、いたたまれません。

個人的には宙組の公演再開に反対ではありませんし、配信であれ見届けるつもりでいます。

しかし再開を急ぐあまり生徒たちに無理を強いることのないよう、

全ての過程で生徒ひとりひとりに配慮しながら丁寧にすすめられることを願っています。

そしてどんな発表があろうとすべてを受け入れる覚悟で、静かに集合日を待ちたいと思います。

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