宙組大劇場公演「HiGH&LOW/Capricciosa!!」
本日ぶじに千秋楽を迎えました。
完走おめでとうございます。
そして宙組に関して予期せぬ
めでたく切ないニュースが飛び込んできました。
宙組「カルトワイン」特別放送決定
宙組公演『カルト・ワイン』特別放送版の放送が決定しましたのでお知らせします。当公演の初日映像を特別に編集し、「桜木みなと&演出家・栗田優香のトーク」と「Special Movie@稽古場」を加えた”Totteoki”の内容でお届けします!是非お見逃しなく!!
宝塚歌劇団HPより
桜木さん東上公演「カルトワイン」は
千秋楽を迎えることなく公演が中止になってしまったため、千秋楽に予定していたライブ配信も中止となりました。
その決断を受け、どれだけの人がディレイ配信に期待したか。
「夢千鳥」ディレイ配信という前例があったため、「カルトワイン」も実施されるのではと、その時はまだ楽観的に捉えていました。
しかし、あれれ。
いつまで経ってもディレイ配信の知らせも、円盤発売の知らせも届きません。
やはり公に流す映像として収録されていなかったのですね。
頼もしい若手演出家たち
「冬霞の巴里」の指田先生や
「ベアタ・ベアトリクス」の熊倉先生。
生徒のことを熟知し、みごとに当て書きする頼もしい若手演出家が増えています。
「カルトワイン」を書いた栗田先生も、まさしくその一人。
この作品を無難にロマンスでまとめるのではなく、
桜木さん(シエロ)と瑠風さん(フリオ)の友情を軸に、爽快なサクセスストーリ-に仕上げたことに舌を巻きました。
この作品は、桜木さんにとって代表作になったのは言うまでもありませんが、栗田先生の名を確固たるものにした作品でもあります。
瑠風さんの良い人っぷり
留依さんの貫禄
松風さんの涙を誘う名演
風色さんの機転の利いたアドリブ
春乃さんのいじらしさ
五峰さんの妖艶さ
それぞれにキャラがピタッとハマっていて、栗田先生の観察眼には恐れ入りました。
特別放送 みどころ
「カルトワイン」特別放送版では
栗田先生と桜木さんのトークも企画されているとのこと。
公演のいろんな裏話が聞けると嬉しいですね。
※当番組での公演映像は、東京建物 Brillia HALL公演の初日をタカラヅカニュース用に収録した映像となり、通常の全編放送用に収録したものとは異なりますので予めご了承ください。
と、わざわざ明記されていますので
舞台映像はあくまでもスカステ用で
ショートバージョンということでしょうか。
この際、アップや引きなど、細かいことは言いません。
できる限り長めの尺で放送していただけたらと思います。
「Special Movie@稽古場」が見られるのも嬉しいポイント。
初日映像、トーク、稽古場…
これでもかというモリモリの内容に
劇団からヒシヒシと伝わってくる
「カルトワイン円盤化できなくてゴメンネ感」
円盤なしは本当に残念ですし
桜木さんらキャストのことを思うと切なくなります。
しかし、当時、劇団がどう頑張っても収録が難しかったことは容易に想像できますので、
あれから数か月が経っても「カルトワイン」ロスが続くファンに寄り添い、
一度でいいから観たかったという客のニーズにも応え、
特別番組を放送する決断をくだした劇団に感謝しています。
円盤には残らずとも記憶に残る
「カルトワイン」
10月の特別放送をみて
もう一度じっくり味わいたいと思います。