月組『Eternal Voice』新人公演の全キャストが発表されました。
ユリウス・雅耀（月城かなと）
アデーラ・乃々れいあ（海乃美月）
ヴィクター・七城雅（鳳月杏）
大抜擢の新公主演コンビ・雅耀&乃々れいあ
超路線の証・研3主演の雅耀
超路線の証である研3主演キターッ！！
雅耀さん（108期）初主演おめでとうございます。
最近の宝塚は全体的に人事が慎重で スターが高齢化しているなか、久しぶりの早期大抜擢に興奮しました。
研2にして3番手役（本役・風間柚乃）に大抜擢された『フリューゲル』の新公を見たとき↓
雅さんの度胸の良さと華やかさに『大物の片鱗』を感じましたが、まさか次作で主演を果たすとは！
しかもそれがトップスターの退団公演（『月城さんのお手伝い』が考慮されているとはいえ）、いかに劇団から期待されているかが分かります。
今回は3番手役（風間）の一輝翔琉さん（107期）も近いうちに主演を取るでしょうし、
若き主演コンビを支える意味もあり、2番手役（鳳月）に当てられた七城雅さん（105期）、
4番手役（礼華）に抜擢された109期の注目株 翔ゆり愛さん、
5番手役（彩海）の天つ風朱李さん（107期）ら、月組には主演候補が目白押し。
雅さんがあと何回やるかも含めて今後の主演獲得戦線が面白くなりそうです。
研2のヒロイン・乃々れいあ
乃々れいあさん（109期）初ヒロインおめでとうございます。
新人公演のヒロインにおいて研2という学年は抜擢ではあるけれど、
成績優秀者（または文化祭ヒロイン経験者）が当てられることが多く、異例中の異例というほどではありません。
しかし男役主演が下級生で初主演の場合、支えとして上級生の娘役が当てられることが常ゆえ、
長の期のきよら羽龍さん（104期）や、ヒロイン経験者の花妃舞音さん（106期）でなく、
あえて研2を持ってきたことにビックリ！
労働問題で新公は東京1回のみになり、しかもそれが配信されるとなると、どうしても人選は守りに入りがちで、
とくに主演コンビは経験を考慮した安定重視で選びそうなもんですが、
そこを忖度しないチャレンジ人事が月組らしくて面白いなと。
まぁそこには組替えが行われない人事のマンネリを若手の登用で新鮮味を与えて解消したい意図もあるのかなと。
なにはともあれ若手の士気向上につながると良いですね。
独特のセリフの間があって上級生でも演じるのが難しい正塚作品。
それを研3と研2の若い主演コンビを中心に 月組の下級生たちがどう作り上げるのか、楽しみにしています。