花組退団者と安定しない管理職事情

花組退団者と安定しない管理職事情 花組

本日、花組『鴛鴦歌合戦/GRAND MIRAGE!』の集合日でした。

この公演で退団する3名と本日付けで退団となった1名が発表されました。

花組退団者に思う

副組長の航琉ひびき(93期)

2007年初舞台・同期は彩風咲奈、芹香斗亜。

『CASANOVA』のあたたかみのあるブラガディーノ卿。『二人だけの戦場』の憎まれ役クェイド少佐。
どちらもすばらしかったです。

短い期間でしたが愛称のとおり善き『リーダー』(副組長)として組を牽引しました。

和海しょう(94期)

2008年初舞台・同期は珠城りょう、仙名彩世。

衝撃的だった『Santé!!』のシャバダバシャバダバ~は、これからも一生心に残ると思います。

退団公演では壮大なソロを聞かせてほしいですね。(岡田先生お願いします)

春妃うらら(97期)

2011年初舞台・同期は朝月希和、永久輝せあ。

研2で新公ヒロインを経験し、姉(95期・星乃あんり)もタカラジェンヌということから早くから注目をあつめた春妃さん。

『源氏物語』で見せた可愛らしい若紫、『うたかたの恋』のステファニーがとくに印象的でした。

清楚で可憐な花娘を継承する貴重な存在です。

安定しない花組副組長

副組長の大変さ

花組は副組長が安定しませんね。

超多忙な組長をサポートするという副組長という役職は、計り知れない大変さがあると思います。

・組子の相談役、アドバイス
・先生、スタッフへの挨拶や連絡
・組の決まり事の管理と調整
・自主稽古のまとめ役
・別箱の初日、千秋楽あいさつ

ほかにも多岐にわたる

これらの業務を舞台に立ちながら務めなければなりません。

組長や副組長クラスになると芝居では場を締めるような重要な役が与えられ、役作りだけでも相当な時間を要するでしょう。

ショーも組子と同じだけ歌い踊らなければならず、想像を絶するハードさです。

が、それにしても花組の副組長の入れ替わりは早すぎるように思います。

管理職のレールに乗るか、降りるか。

花野じゅりあ・2015年12月~2019年4月
芽吹幸奈・2019年4月~2019年11月
冴月瑠那・2019年11月~2021年7月
美風舞良・2021年7月~2022年2月
ひびき・2022年2月~2023年10月

芽吹さん(90期)の就任7カ月の退団は驚きましたし、同期バトンタッチの冴月さんもわずか1年半ほどで退団。

美風さんは高翔さんの専科行きにより組長に就任し、副組長に航琉さんが就き、ようやく花組の管理職が安定すると喜んでいたのですが。

暗黙の了解のひとつ『いちど管理職になってしまうと二度といち組子には戻れない』(前例があったらスミマセン)

ということは一旦副組長になってしまうとその先は組長か、専科か、もしくは他組の管理職しかありません。

このレールに乗って行けるところまで行くか、第二の人生を歩む決断をするか。

タカラジェンヌの第二の人生

OGたちの活躍も多様化して、女優、学生、主婦、受験スクールの講師、ヨガインストラクター、ユーチューバー、インスタグラマー…

みなさんそれぞれに充実してお幸せそうです。

第二の人生を謳歌するOGの姿をみると 現役ジェンヌに「ずっと在団していてほしい」と声高には言えません。

実際、新たな夢ができたのならスタートは早いほうがいいのは確かです。

とはいえ、このままではどの組も管理職のなり手が減る(もしくは短期で退団してしまう)と予想されますので、劇団はなにかしら手を打たないといけないように思います。

花組の一時代を築いた航琉さん、和海さん、春妃さんの退団はずっしり重いものがあります。

『鴛鴦歌合戦/GRAND MIRAGE!』のラストデーまでしっかり見届け、その後もエールを送り続けたいと思います。

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