つい二日前に東京公演の初日を迎えた花組さん。
いよいよ柚香光さんと星風まどかさんのラストランが始まりましたね。
しかしスタートして間もない本日、立て続けに心配なニュースが飛び込んできました。
心配な花組公演
新人公演メンバーの休演
お昼ごろに美空真瑠さんと希蘭るねさんの休演が発表されたかと思えば、
夕方に七彩はづきさんの休演が追記されました。
いずれも復帰時期は未定とのこと。
3人が出演予定の新人公演が来週(4月25日)が迫っているだけに気が気ではありません。
新公では美空さんが3番手のイヴ(本役・聖乃)を、希蘭さんはピエール(侑輝)を、
そして七彩さんがヒロインのカトリーヌ(星風)を演じます。
七彩さんは『うたかたの恋』に続き2回目のヒロイン。
星風さんの退団公演に新公ヒロインを当てられるなんて、そうとう劇団から期待されているのでしょう。
新人公演は雪組公演『ベルサイユのばら』から東西での上演が復活しますが、
今回の花組『アルカンシェル』は東京1回のみ。
(本来は2月29日に大劇場新公が予定されていましたが、労働問題に伴うスケジュール見直しのため中止に)
なので もしもの場合、星組の『RRR』新公のように振替公演も検討されるとは思います。
しかし星組は主演者のみの体調不良でしたが、
花組の場合は休演者が数名に及ぶことから、日程をずらすとなると調整が大変でしょうね。
かといって代役でやるとなると お稽古の時間が増えてしまい労働問題的にアウト。
しかも『アルカンシェル』は一本物のためカットも多く、盆やセリ使いも複雑で、
念入りに舞台稽古をしないと危険が伴います。
新公を前にしての休演は、ものすごく気が焦るでしょうけれど、
いまは心身ともにゆっくり休んで回復に努めていただきたいなと思います。
もうひとつの胸騒ぎ
そして胸騒ぎはそれだけに留まらず。
本日の公演を観た人によると、声がかすれたり、本調子ではなさそうな生徒さんがいたとのこと。
心配ですね。なにか流行りはじめているのでしょうか。
去る3月、複数のコロナウィルス陽性者を出して公演中止を余儀なくされた大劇場公演を思い出し、ぎゅっと胸が締め付けられる思いです。
一方で、嬉しいニュースもありましたね。
峰果とわさんの復帰は部分的ではあるけれど、柚香さんら退団者たちと最後に同じ舞台に立つことができて良かったなと。
そして柚香光さん表紙の宝塚GRAPH5月号が『通常版』と『キャトル限定版』の2種類販売決定!!
2種類のGRAPHが発売されるのは2019年の明日海りおさん以来、じつに5年ぶりだそう。
しかも今回は柚香さんのミニスタンディが付いた豪華版ということで心が踊りまくっています。
だけど退団関係の出版物が発売されるたびに 柚香さんが宝塚を去る日が近づいているんだなと、ふと切なくなったり…
いろいろ思いは尽きませんが、
いまはただ休演者の一日もはやい復帰を願うと同時に、
これ以上 だれひとりとして欠けることなく、新公含む5月26日の大千秋楽までぶじに完走できるよう祈るばかりです。