観る者を震撼させた話題作
永久輝せあ主演・花組「冬霞の巴里」
2022年4月8日
東京Brillia公演初日を迎えました。
気になる梅芸公演からの変更点や永久輝さんのご挨拶をまとめました。
永久輝せあ ご挨拶
永久輝さんごあいさつ
(ニュアンス抜粋)
本日は初日をご観劇くださりありがとうございました。
え~っ、、いま世界はとても大変で悲しいことが起こっておりますが、私たちはこの公演をこの役を幸せに演じられていることが嬉しくて…
初日の緊張でカミカミの永久輝さん。
ときどき聖乃さんに向かって助けを求め、にこにこ笑顔で応える聖乃さん。
ほんわかしたお二人が可愛くて客席ニッコリ。
この仲間とこの作品が大好きだから終わりたくなくて、、
大阪公演もアッという間に終わってしまったので、東京はもっとアッという間に終わってしまうとおもうと…
始まると終わってしまうのでずっとお稽古で止まっていてほしかったです。
始まらなければいいのにって。笑
初日のご挨拶で「始まらなければいいのに」って言ってしまう素直な永久輝さんに客席爆笑。
花組のメンバーとこの作品が大好きな気持ちがよ~く伝わってきました。
あっ!でも皆さまには公演を観ていただきたかったです。
初日が始まってしまいましたので、これからは1回1回を大切に舞台を務めてまいりたいと思います。
じつは花組にとって今回が初めてのブリリアホール公演なのです。
記念すべき公演に出演させていただけて本当に嬉しいです。
この劇場の空気をいっぱい感じたいとおもいます。
本日は本当に本当にありがとうございました。
3回目のカテコではスタオベになり
「幸せです!」と永久輝さんも組子たちも嬉しそうに客席を見渡していました。
張り詰めた空気の本編とは対照的に、笑顔いっぱいの和やかなカテコとなりました。
梅芸からの変更点
少年オクターヴと少女アンブルのシーン。
少女アンブルのセリフに追加あり。
少年オクターヴ「お母さまは僕のことが嫌いなんだ」
少女アンブル「お母さまは私のことも好きじゃないわ」
少女アンブルの悲しみや やるせなさがギュッとつまった一言ですね。
変更追加はこの一点だけですので、先生こだわりの意味深い一言なのだとおもいます。
花組「冬霞の巴里」東京公演
永久輝さんのおっしゃるとおり始まらなければ終わりません。
しかし始まってしまいましたので(笑)千秋楽まで無事に完走できること祈っております。