ついに決着!鳳月杏の例の問題に思う

現在、新トップコンビお披露目公演に向けお稽古真っ只中の月組。

初日まで1ヶ月となりチラホラ情報が出てきましたね。

公演グッズに隠された意味

まずTCA PRESS 11月号で目に留まったのが『ポンポンスティック』。

ショーで使用するグッズといえば、マカロンライトやサンテグラス、『フローズンホリデー』のシャンシャンが思い出されます。

最近では観客がグッズを持つことに対して、ライブ化していると抵抗を感じている人もおられますが、

これは生徒を守ることでもあるんじゃないかと星組と花組の客席降りを経験して思いました。

というのも客席降りしてきたジェンヌさんの衣装に触れる人がいたり、ハイタッチした手を思いっきり強く握ったまま離そうとしない人がいたり、ヒヤヒヤすることしばしば。

なにかしらグッズを持たせて観客(&ジェンヌ)の手を塞いでおくことが対策のひとつになるのかなと。

まぁ客席降りが当たり前になって劇団が商売っ気をだしてきただけかもしれませんが。苦笑

個人的にはジェンヌさんと目線を合わせながらグッズを振り合うのは楽しいと感じるので、ここは戦略にのって両手持ちで参加したいと思います。

で、TCA PRESSを見ていて驚いたのは『鳳月杏特集』に書かれた一文です。

決着!鳳月杏 新公主演の有無

月組人事・迷走期の影響

これまでことあるごとに論じられてきた鳳月さんの新公主演経験の有無

思い返せば主演経験がなく迎えた研7のラスチャンスで鳳月さんに与えられた役は『ベルサイユのばら』のアンドレでした。

と、これだけ聞くとベルばらの主役はオスカルだからアンドレは主演ではないと思いますよね。

だけど当時の月組はトップ龍真咲さん順トップ明日海りおさんという異例の人事真っ只中。

おふたりがオスカルとアンドレを役替りしたため、アンドレであってもトップが演じた役なら鳳月さんも主演にカウントされるのではという意見が出たのも当然。

実際、東京公演では鳳月さんのご挨拶もありましたしね。

がしかし鳳月さんが表紙の新公プログラムは存在しませんし、公式でも主演にカウントされる様子は無し。

宝塚には”新公主演経験がないとトップにはなれない”なんてジンクスがあったもんだから、朝海ひかるさんのように例外があると分かっていても、番手が上がれば上がるほどファンの皆さんはやきもきされたと思います。

いまとなってはそんなジンクスをもろともせず、トップに上り詰めた鳳月さんがただただ誇らしい。

ということで今さら感のある新公主演問題ですが、TCA PRESSによると、

いまさらW主演って

『新人公演最後の年にアンドレとしてオスカルとW主演を務めた「ベルサイユのばら」』

って、なんじゃそりゃ!
ちゃっかり主演カウントされとるやないかーーい!!

カウントしたりしなかったり、劇団のさじ加減で新公主演の有無が決まるのはいかがなものかと。ほんと、今さらW主演って、そりゃあないよ。

ということで長きに渡る『鳳月新公主演問題』が一応の解決を見たわけですが、おかしな人事をすると新公にまで影響を及ぼし、長きに渡って歪みが生じてしまうんですね。

次回星組公演において新公ヒロインがカウントされないことも、今後どのような影響を及ぼすのか懸念する次第です。

喜ばしいのは劇団が鳳月さんの新公主演を正式にカウントしたことで見られる新人アンドレ。

『ベルサイユのばら』新公をダイジェストで収録されたブルーレイの販売が楽しみです。

そしていよいよはじまる鳳月さん率いる新生月組の活躍を大いに期待したいと思います。

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