鳳月杏&天紫珠李ついにその時が?月組次回作発表『天穹のアルテミス/Belle Époque』

現在、月組は大劇場で皆殺しの『RYOFU』絶賛上演中。その余韻に浸っているところに……きましたね。次回大劇場公演ラインアップの発表。

「アルテミス(月の女神)」に「美しき時代」って、どことなく「集大成」を感じさせるタイトルだなぁと思ったのは私だけではないはず。

大野先生ご指名?『天穹のアルテミス』

公演ラインアップ詳細
ルナティック・シアター『天穹のアルテミス』
作・演出/大野 拓史
1970年代初頭、月面着陸後のNASAを舞台にしたオリジナル・ミュージカル。ベテラン宇宙飛行士オスカー(鳳月)が、女性宇宙飛行士候補のミラーナ(天紫)と反発し合いながらも月への夢を共有し、やがて巨大な陰謀に巻き込まれていく物語。

まず驚かされたのが、大野拓史先生の登板サイクルです。
鳳月さんのプレお披露目『琥珀色の雨にぬれて』、そして大劇場お披露目『ゴールデン・リバティ』を手掛けた大野先生が、またもここで再登板。

ということは、トップスターだけに許された『退団公演演出家のご指名?』なんて勘ぐってしまいますが、鳳月さんの魅力を知り尽くした先生ゆえ納得ではあります。

霧矢大夢さん、壮一帆さん、龍真咲さんといった歴代のスターたちのサヨナラ公演も手掛けてきた「看取りの美学」を持つ演出家でもありますしね。

「アルテミス」は月の女神。天紫珠李さんのラストを飾るヒロイン像として、これ以上ない尊い冠です。

さらに気になるのは、作品解説において2番手・風間柚乃さんの役名が今のところ記載されていない点。

お披露目公演時にははっきりと役名が出ていたのに対し、今回は「鳳月&天紫」の二人に完全にフォーカスした紹介文になっていて、これは「二人の卒業」を前面に押し出すための構成である可能性が極めて高いのかなと。

稲葉先生『Belle Époque』

レヴュー ロマン『Belle Époque(ベル エポック)』
作・演出/稲葉 太地
19世紀末から20世紀初頭にかけてパリで花開いた華やかな文化「ベル・エポック」をテーマに、鳳月杏さん率いる月組の“美しい心”を繊細に描き出すレビュー作品。

稲葉太地先生によるこのレビューのタイトルは、「良き時代」「美しい時代」を意味するもの。まさに鳳月さんが築き上げた月組の黄金期を讃えるものに聞こえてなりません。

ちなみに、稲葉先生は明日海りおさんの『シャルム!』など、数々の名サヨナラショーを演出されています。

人事が動く予感:鳳月杏が繋ぐ「月組のタスキ」

鳳月杏さんと天紫珠李さんコンビも4作目。「もっと長く観ていたい」「まだまだ伝説を作ってほしい」という気持ちはあれど、鳳月さんのこれまでのキャリア、そして歴代最高学年でトップに立ったことを考えれば、最も光り輝く瞬間に、完璧な形でタスキを渡すという美学を貫かれるのかなぁとも思ったり…

もしこれが退団公演になるならば、現在上演中の『RYOFU』大劇場千秋楽後(Xデーは5月18日?)に何らかの発表があるはずです。

発表が無いことを祈る気持ち半分、そして覚悟半分。

次回作で大野&稲葉という「月組を熟知した最強タッグ」が、どのような魔法をかけてくれるのか、期待に胸を膨らませつつ、今はただ、目の前の『RYOFU』で鳳月さん率いる月組の舞台を堪能したいと思います。

タイトルとURLをコピーしました