本日(5月26日)、花組『エリザベート』の波線上配役と役替わりが発表されました!
王道の布陣!聖乃あすかフランツと極美慎ルキーニ
フランツ・ヨーゼフ役は聖乃あすかさん、ルイジ・ルキーニ役は極美慎さんに決定!
これは多くのファンにとって想定内であり、納得のキャスティングです!
ハンサムで気品溢れる聖乃さんが、青年期から晩年までの苦悩する皇帝フランツをどう演じるのか、狂気の狂言回し・ルキーニ役を極美さんがどう表現するのか、いまから楽しみです。
今思えば、極美さんが『夢の音楽会』で月城かなとさんに「再演物を演じる上での心構え」を質問していましたが、この『ルキーニ』にも繋がっていたのですね。
過去、ルキーニは轟悠さんをはじめ、霧矢大夢さん、望海風斗さん、月城かなさんら、トップスターへの登竜門と言われる宝塚最強の出世役ゆえ、期待高まります。
ルドルフ役替わり:侑輝大弥×希波らいとへの期待と「高学年化」の懸念
そして、皇太子ルドルフ役は侑輝大弥さんと希波らいとさんの役替わり。
前回の2018年月組公演では、当時バウ初主演付近だった暁千星さん(98期)と風間柚乃さん(100期)が火花を散らしたこのポジション。今回、花組が誇るビジュアル抜群の二人が繊細なルドルフをどう魅せてくれるか本当に楽しみです。
それにしても侑輝さんの快進撃が止まらない!『GOETHE』の2番手役→バウ主演を経てのルドルフ役替り!おめでとうございます。
がしかし、今回のルドルフ役替わりを見て、長年の宝塚ファンとして「ルドルフの学年が上がりすぎているのではないか」という微かな懸念を抱かずにはいられません。(もちろん生徒に非はありません)
過去の傾向を見ると、ルドルフという役は2009年月組・ 明日海りお(研7 )、2014年花組・芹香斗亜(研8)&柚香光(研6 )、2018年月組・暁千星(研7 )& 風間柚乃(研5)など、新公学年内の超新星が配されることで、スター候補生の売り出しを行なってきました。
しかし今回の花組は、侑輝さんが研12、希波さんが研10。もちろんお二人の実力、ビジュアル、男役としての仕上がりは完璧ですし、素晴らしいルドルフを見せてくれることは確信しています。
ただ、劇団の人事戦略として見た時に、花組の下級生育成の遅れに対する懸念を抱くのは当然のこと。
なぜルドルフをトリプルキャストにして、若手路線を売り出さないのでしょう。せっかくのチャンスなのに。
105期以降の若手男役の中で、この大劇場の荒波を耐えうる、あるいは劇団が「次世代の路線」として強烈にプッシュしたいと思える超下級生の男役が、今の花組ではまだ一本立ちしきれていない現状が浮き彫りになってしまいました。
花組『エリザベート』に期待
とはいえ、現花組において今回の配役は想定内。
侑輝さんの持つ大人の色気と繊細さが混ざり合うルドルフ、希波さんの圧倒的スタイルから生まれる高貴で孤独なルドルフ、どちらも最高にドラマチックなものになることは間違いありません!両親役となる聖乃あすかさん&星空美咲さんとの絡みも楽しみですね。
花組生が一丸となって挑む『エリザベート』30周年記念公演。ゾフィー、子ルドルフなど、これから発表される全配役を楽しみに待ちたいと思います。