宙組の別箱公演の振り分けの発表をずっと心待ちにしていましたが、蓋を開けてビックリ!
トップコンビ率いる全国ツアー、鷹翔千空さんの東上公演というラインナップに加え、なんと水美舞斗さんをはじめとする宙組生10名の外部出演が追加されるという、前代未聞の3分割!
水美舞斗再び『HiGH&LOW』へ
2026年11月に有明アリーナで上演される『HiGH&LOW THE 戦国 LOVE&HATE』。
宝塚とLDHのコラボ第5弾。水美さんは専科時代に引き続き、今回で2回目の『HiGH&LOW 』ですね。
そのステージに、水美さんだけでなく、亜音有星さん、泉堂成さん、そして娘役の山吹ひばりさんといった、現在の宙組を牽引する「路線スター」を含めた10名が投入されることになりました。
【外部出演メンバー】
水美舞斗
亜音有星、二葉ゆゆ、泉堂成、山吹ひばり、郁いりや、波輝瑛斗、澄乃紬、愛城美紗、華楽逸聖
公演は、11月18日・19日の2日間(全4公演)。
正直なところ、たった2日間のために、ここまでのメンバーを全ツや東上から抜いてしまうのはどうなの?
この10人が抜ける穴の大きさはもとより、タカラジェンヌにとって大切な、全国ツアーや東上公演という『芸の経験』を積むチャンスを奪うわけですから。
ふつうに水美さんを主役に置いた公演をやればいいのに!と思ったのは私だけではないはず!
でもまぁ、とにかく踊れるメンバーが選出されているところをみると、ライブイベントにおいて、LDHの圧倒的な運動量と現代的なダンスに対抗し、宝塚歌劇のクオリティを外の世界へ知らしめるために、水美さんを筆頭に宙組のダンサー陣が必要だったのでしょう。
構成・演出協力に野口幸作先生、衣装には有村淳先生がクレジットされていることからも、劇団がこのコラボに力を入れていることが分かります。
既存ファンとしては、正直、もうLDHコラボはお腹いっぱい!その本気は別で使ってくれ〜と、複雑な心境もありますが、FNS歌謡祭で花組とM!LKのコラボが大成功だったように、宝塚歌劇の認知はもとより、ジェンヌ個人の顔を知ってもらう大チャンスなのは確か。
さらに、いろいろあった宙組生たちには外の空気を吸ってリフレッシュしてほしい気持ちもあり…
会場キャパ15000という大きな舞台で、のびのびとパフォーマンスする彼女たちを見守りたいと思います。
鷹翔千空の東上・ヒロインの行方
そして、鷹翔千空さんの東上公演『酔いどれ御免!』には、専科から悠真倫さんの出演が決定しました!ただただ心強い。
新公主演経験者は鳳城のあんさんのみ、ということで2番手役決定ですね。
そして最も気になるのが、誰がヒロインかということ。
山吹さんが外部出演チームに振り分けられたことで、東上ヒロインの本命候補として一躍脚光を浴びているのが、106期の風羽咲季さん。
同じくヒロイン候補、108期生の花恋こまちさんもですが、ここで東上ヒロインに大抜擢されれば、宙組の次世代娘役人事において、一気に路線としての立場に躍り出ることになり、どちらが取るのか配役発表を楽しみに待ちたいと思います。
そしてもう一つ、トップコンビ全ツの振分けは、風色日向さんが2番手。大路りせさんが3番手。娘役は、天彩峰里さん、きよら羽龍さん、美星帆那さん、梨恋あやめさんら、豪華メンバーが揃いました。
変則的な3分割
今回の3分割の超変則的な振り分けは、「外部露出による新規ファンの獲得」と、コロナ禍や例の事件の影響で遅れている「宙組の若手の育成・抜擢」を進める戦略なのは間違いありません。
「コラボに味をしめたな!」とか、メンバーの分散によって「チケット捌きが大変そう」とか、いろいろ思うところはありますが、それぞれの場所で輝く宙組生を応援したいと思います。