鳳月杏のトップ説に思うこと

鳳月杏のトップ説に思うこと 月組

昨日も記したとおり現在東京遠征中で、本日9/16も花組を観劇してきました。

私が観劇したマチネはつつがなく公演が行われたのですが、ソワレは舞台機構のトラブルで15分ほど遅れて上演が開始されたのだとか。ぶじに幕が開いて本当に良かったですね。

さて天彩峰里さんときよら羽龍さんの組替え発表から丸一日が経ち、少しは落ち着いたかと思いきや!余波は広がるばかり。

(以下、月組人事についてデリケートな内容含みます。読み薦めご留意ください)

鳳月杏のトップ説に思う

疑問視する声が多いけれど

ヒロイン経験豊富で宙組のトップ娘役戦線に食い込んでいた天彩峰里さん(100期)が月組に組替えすることになりザワザワ。

月城さんの相手役?
鳳月杏さんの相手役?
宙組から出したかっただけ?

憶測が憶測を呼ぶ事態に発展しています。

鳳月さんに関しては、正2番手でトップのポジションに一番近いところに居るにも関わらず、

これまでトップ就任を疑問視する声が多かったように思います。(すみません、私もその一人でした)

過去の事例と照らし合わせて『トップになれない理由』を探すのは簡単です。

・すでに研18であること(トップ就任最高学年は北翔海莉さんと大空祐飛さんの研18)

・現トップよりも上級生であること(上級生2番手がトップになった例は少ない)

・新人公演主演をしていないこと(新公主演未経験者でトップになったのは朝海ひかるさんのみ)

『トップに慣れない理由』を全てはねのけて就任することが出来たらスゴイと思います。

しかし本当に鳳月さんのトップは実現するのでしょうか。

月組・過去のとんでも人事

いつの時代も月組の人事は驚きと疑問に満ちています。

古くは天海祐希さんに研1で新公主演をさせ、研7でトップにして2年で辞められてしまった過去。

記憶が新しいところでは凪七瑠海さん美弥るりかさんを他組から組替えさせて競わせた挙げ句、珠城りょうさんを研8でトップに。

その後、凪七さんを専科にやって美弥さんを2番手で退団させた、世にいう『2番手切り』

明日海りおさんの準トップという謎の制度もありましたね。

月組の人事が『とんでも人事』とか『サイコパス人事』とか呼ばれているのも納得です。

月組ならあり得る?研19のトップスター

そんな月組なら『研19のトップスター誕生!』というビックリ人事もありえる?

110周年はメディアに取り上げられる機会も増えるでしょうから話題性は充分

研19の鳳月さんと地元(宝塚)出身トップの期待がかかる研11の天彩峰里さんが相手役でも学年バランスは良いと思います。(研12の彩みちるさんや研10の天紫珠李さんでも)

そしてなにより鳳月さんなら安定した舞台が維持できるでしょうし、路線ではない多くの下級生に希望とやる気も与えられるでしょう

とここまで鳳月さんはトップになる可能性があるかも!とお話してきました。

しかしそれは当たり前ですが、月城さんが退団したらという前提です。

というのも個人的には願望も含め、いえ、願望しかありませんが、月城さんの次回作退団はないのかなと。

いろいろフラグは立っていますし、海乃さんが3作を過ぎても続投しているのは同時退団だからでしょという意見があるのも承知です。

しかし月城さんが5作で辞めるなら暁千星さんを出さなかったのではないかと。

それともうひとつ気になるのは、

鳳月杏の人気と実力で

『万華鏡百景色』で風間柚乃さんに3番手羽根を背負わせなかったこと。

初日の感想では先生の作品へのこだわりから羽根を背負わせなかったのかと思いましたが、

いまとなっては何かしらの意味があるような気がしてなりません。

聖乃あすかさんとのバランスを取っていることも考えられますし、
もしかしてこんなに大騒ぎしてまだ月組の人事は動かないとか?

同じトリデンテ(トップコンビ+2番手)は5作までという通例もありますので、

彩海せらさんのバウ主演も決まり、5番手まで序列が整った段階で さすがに誰かは動くと思いますけど。

舞台は安定しているのに人事面においては男役も娘役も先が見えないのが月組

月組にはチャンスがある?

だからこそ月組にはチャンスがあるように見えてしまうんですよね。

いつまで経っても水美舞斗さんや朝美絢さんの落下傘説が流れ続けるのも無理はありませんし、実際あるかもしれません。

でもまぁ研18という高学年になっても『鳳月さんならもしかして』と夢を見させてくれる実力と人気に ただただ感服。

『トップ就任最年長記録更新!』が実現するといいなとも思います。

だけどまだまだ月城さんで見たい作品がある。

この矛盾した気持ちをいったいどうしたらいいのさ。

月城さんの進退(次回作退団かどうかは大劇場千秋楽後に答えがでます。

どっちに転んでも すべては良い方向に進んでいると信じて、引き続き月組に注目していきたいと思います。

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