表紙スターが公表されるやいなや大騒動に発展した今年(2023)の歌劇1月号。
あれからもう1年が経つのですね。
2024年・歌劇1月号表紙は礼真琴
宝塚には昔からいろんなジンクスがありますが、歌劇の表紙もそのひとつ。
毎年1月号の表紙は、1月に大劇場公演を行う組のトップスターが飾ることが通例。
そうでない(他組のトップが飾る)場合は、大劇場公演を行う組のトップが年内に退団するというもの。
2023年1月に大劇場公演を行ったのは花組でした。
しかし歌劇の表紙は柚香光さんではなく礼真琴さんだったから、さぁ大変!
表紙を見て泣き崩れたという柚香さんファンもいたようです。
だけどジンクスというのはふいに破られるもの。
柚香さんの年内退団はありませんでした。
とはいえ、ジンクスってやっぱり気になりますよね。
ただでさえ2024年の宝塚は柚香光さん、月城かなとさん、彩風咲奈さんがの退団が決まっており、
空前のトップ退団ラッシュですし。
で、注目の2024年1月号の表紙はというと…
星組トップスター礼真琴さんでした。
よかった~。
礼さんは『1789』大千秋楽を終えたあと「今後もより良い舞台に挑戦していくために」と休養期間に入りました。
なので復帰後たった2作で退団することはないだろうと思いつつ、
『RRR』で7作、その次で8作目となることから、いつその時がきてもおかしくないのかもと。
ジンクスを過信するのはよくありませんが、1月の表紙が礼さんでホッとしました。
和希そら破格の扱いに思う
クリスマスイブにたった一夜限りのディナーショー『Vie.』を開催し、好評を得た和希そらさん。
「やった方がいい、ぼく演出できるよ」と演出家(野口先生)の立候補で実現したというのも凄いですし、
うたもダンスもトークも盛りだくさんで、公演時間は異例の長さでした。
しかしそれだけではありません。
なんとディナーショーのブロマイド発売が決定!!
異例の快挙です。
ちなみに、もちろん2月にスカステ放送もありますよ。
まぁ和希さんが破格の扱いなのは宙組時代からで、
主演公演が2作もディレイ配信という救済策がとられたのは、後にも先にも彼女ただひとり。
会場との交渉が必要な別箱において、異例中の異例、追加公演が行われたこともありましたね。(このときの劇団の勢いはすごかった)
しかしそれゆえ 別箱の待遇の良さと 本公演における扱いの悪さに戸惑うこともしばしば。
『実力と人気は認めているけど、例の期ゆえ これ以上は上げられない』という、劇団の意思そのもののように思えて苦しくなることも。
『ボイルド~/FROZEN HOLIDAY』
退団公演にしてやっとその実力に見合った見せ場が用意されているように思います。
年が明けるといよいよラストランが始まりますね。
ラストデーまで1公演も欠けることなく完走できますように。