和希そらディナーショー「Vie.」感想

和希そらディナーショー「Vie.」感想 雪組

クリスマスイブだというのに早朝から花組チケット発売に参戦!

6時間かけてなんとか1枚勝ち取りました。ふぅ~。

そして夜は予定どおり和希そらさんのディナーショー配信を視聴しました。

和希そらディナーショー『vie.』感想・セットリスト

出演者・和希そら、咲城けい、華純沙那

盛りだくさんな内容とは聞いていましたが、まさかDSで1時間45分もあるなんて!

懐かしい曲の数々、壮大な和希そらサヨナラショーを見ているようでした。

歌もダンスもたっぷりなのに、どこか抜け感があるのが和希さんらしい。

そして大収穫は咲城さんの面白さを知れたことです。

『ライラックの夢路』を「不思議な話しでしたね」って、思わず吹き出してしまいました。笑

(咲城さんの名誉のために一言。決して咲城さんが作品をディスったわけではありません。あくまでも役柄の話しですので誤解なきよう)

華純さんは可愛らしくてダンスも上手で、なにより度胸があって頼もしい。和希さんからの信頼が厚いのも納得です。

そしてこのDSは野口先生の後押しで実現したんだとか。
ありがたさと同時にやはり演出家の影響力って大きいんだなとも思いました。

SORA KAZUKI Christmas Special Dinner Show『vie.』セットリスト(プログラム参照)

セットリストを記す前に正直な感想をひとつ。

アレンジの問題なのか、バンドとボーカルのバランスの問題なのかは分かりませんが、音響がすこしチグハグで残念だったかな。(会場だともっと和希さんの声が響いていたのかもしれません)

とはいえプログラムが進んでいくにつれ気にならず、客席を練り歩いてもまったくブレない和希さんのエエ声に引き込まれていきました。

・序曲
・vie.主題歌
・恋人がサンタクロース
・クリスマスキャロルの頃には
・ハピネス

『キッチュ』を歌う前に和希さんはプロマイドをチラつかせながら「ほしいひと~っ!」と客席を煽ったにも関わらず、

手をあげる客席に向かって「残念でした、そんなにありませ~ん」とバッサリ。笑いました。

それにしても和希さんの『キッチュ』上手かったな~。

・When I Drive ボニー&クライド
・Wanting Things プロミセスプロミセス
・Journey to the Past アナスタシア
・キッチュ エリザベート
・愛していれば分かりあえる モーツァルト

自らを「わたし版権ジェンヌなんです」と言いきる和希さん。

歌いたい曲はたくさんあるれど著作権にふれる曲が多くて泣く泣く削ることになったのだそう。

そんな中でプロミセス・プロミセスの曲が歌えてうれしそうでした。

本来なら宙組の東京千秋楽でもある12月24日。

和希さんが宙組時代の曲をたくさん歌ったり、衣装にパープルのひらひらをなびかせたりしていたのは、故郷組へのエールが含まれていたのかもしれませんね。

・エルクンバンチェロ
・我が名はオスカル
・ハッスルメイツ
・君のSORA
・ミスタージャックポケット
・JUMP!!
・私の使命
・熱視線D
・赤い鳥逃げた
・Uptown Funk!

ここでも咲城さんの天然?が炸裂!

和希「さっき履いてたスニーカーは実際に宙組オーシャンズの時に履いてたスニーカーなんです」

咲城「これがあのスニーカーか!って思いました」

和希「えっ、宙組のオーシャンズ観たの?」

咲城「いえ、観てません。バレたか。笑」


漫才のようなやり取りに大笑いしました。

宝塚ではなかなか見ない2倍速のような高速ダンスは圧巻。

3人でたくさん練習したんでしょうね。つくづく1公演だけなのはもったいなと。

・Land of Yesterday
・夢千鳥
・Plasma Aurosa
・天運の主
・この世にただひとつ
・我に力を 蒼穹の昴
・もう誰も愛さないと決めていた

終わりが近づいてくると客席はしんみりムードに。

和希「宙組と雪組で出会えたすべての人たちのおかげでとても幸せでした。本当にありがとうございました。我が愛する宝塚歌劇をこれからもよろしくお願いいたします。わたしはつぎのSORAへと旅立ちます」

出演できなかった『ODYSSEY』の曲を置き土産とし、

すでに視線は卒業後に向いている和希さんを見ていると、寂しさもありつつ、卒業後の活躍が楽しみにもなりました。

・カラー・オブ・ザ・ウィンド
・ゴー・ザ・ディスタンス

アンコールは2021年に発売されたXmas dreamBOXに収録されている『everlasting snow』

鳴り止まない拍手に「もう少し歌いましょうか、いや、無理です」と最後までお茶目な和希さんでした。

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