和希そらの今後について思うこと&東上公演千秋楽

和希そらの今後について思うこと&「双曲線上のカルテ」千秋楽 雪組

和希そらさん主演『双曲線上のカルテ』が本日ぶじに大千秋楽をむかえました。

完走達成!おめでとうございます。

和希そら東上『双曲線上のカルテ』千秋楽

感動と笑いの千秋楽

2021年バウ『夢千鳥』
2022年東上『心中、恋の大和路』

和希さんの主演作は残念ながら連続で完走できず涙を飲みました。

そしてこのたび『双曲線上のカルテ』で悲願の完走を果たし、喜びもひとしお。

感動と笑いにつつまれた千秋楽になったそうです。(以下ニュアンスです)

まず副組長の和希さんの紹介がおもしろい。

透真初日は和希さんのご挨拶のせいで新聞の見出しが『セミ』になってしまいました。かつてこんなタカラジェンヌがいたでしょうか」

和希新聞の見出しがセミなのは不本意でした。笑。この作品は明日も来てしまいそうなくらいもっとやりたいのですが、青年館の方に迷惑がかるのでやめます。みなさんもこの夏の思い出に心にしまっておいてください」

ひょうひょうと面白いことを言う和希さんですが、ただ面白いだけじゃありません。

『幸せの選択』と、『どう生きるか』という作品のテーマに絡めたことばにドキッとさせられました。

和希「他の人が選んでいない道で、たとえ人から否定されたとしても後悔のないように自分の幸せを選んで生きていきましょう」

幕が降りても鳴り止まない拍手。

緞帳前に現れた和希さんの第一声は…

和希「あの、次のお芝居のタイトル言えますか?」

このあと突然始まった和希さんによる次回作タイトルレクチャーコーナー。

和希「ボイルド・ドイル・オンザ・トイル・トレイル!はい、どうぞ!」

客席「ぼいるど、どいぃ??」

和希「ボイルド・ドイル!はいっ!!」

和希さんのスパルタ指導のおかげで?大勢の人がタイトルを暗唱できるようになったそうです。笑

『双曲線上のカルテ』評価が高い理由

正直、『双曲線上のカルテ』は原作が出版された昭和の価値感が色濃く、違和感が拭えない箇所もありました。

しかし雪組生と専科さんの作りこまれた役づくりにより、登場人物それぞれに何ともいえない魅力があって惹き込まれました作品でもありました。

悲しい結末なのにあたたかい気持ちで劇場をあとにできたのは、

カッコいいフィナーレと和希さんのユニークなご挨拶によるところが大きかったように思います。

和希そらの今後について

和希そら再組替え説

改めてその実力と人気を知らしめた和希さん、今後はどんな活躍を見せてくれるのでしょう。

(以下、人事のデリケートな内容含みますので読み進めご留意ください)

まさかこの東上が餞別だとは思えません

ただ朝美絢さんと1期違いのため、途切れることのない『朝美さんの落下傘説』と『和希さんの再組替え説』。(朝美さんの落下傘説についてはまた改めて)

和希さんの東上は2作とも元雪組トップスターの再演です。

壮一帆『心中、恋の大和路』
早霧せいな『双曲線上のカルテ』

こんなに意図的に和希さんを雪組色に染め上げて、また組替えなんてことになったら驚きです。

じつは和希さんって雪組に来てからずっと朝美さんと絡んでないんですよね。

『心中、恋の大和路』
『ボニー&クラウド』
『双曲線上のカルテ』

別箱はすべて別チームでした(共演するはずだった『ODYSSEY』は全公演中止)

そして本公演でもまったくと言っていいほど接点がなかった『夢介千両みやげ』と『蒼穹の昴』。

『ライラックの夢路』は兄弟でありながら絡みが薄かった印象。

これは宙組が真風涼帆さん時代に次期体制を見越して

芹香斗亜さん桜木みなとさんあ え て絡ませなかった(タッグを組ませなかった)のと同じように見えます。

つまり新鮮さを保つために朝美さんと和希さんの絡みを意図的に調整しているのではないかと。

だとすると和希さんは組替えしないでこのまま雪組でステップアップする可能性が高いように思うのですが、いかがでしょうか。

【追記】きゃぁーーっ!残念ながら和希そらさんの退団が発表されました↓

さて次の大劇場公演は雪組100周年を記念したショーがあり気合が入ります。

ポスターを観るかぎりお芝居も楽しそうですし、ますます雪組に注目が集まりますね。

2回の東上主演を経てパワーアップした和希さんの活躍を心から楽しみにしています。

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