前代未聞の星組ニュースをうけ、礼真琴さんや水美舞斗さんばかりに目を向けていましたが、
今回は舞空瞳さんについて記したいと思います。
舞空瞳に思いを馳せる
舞空瞳=努力の人
タカラジェンヌというのは『息をするように努力する人たち』ですが、その中でも涙ぐましいまでに努力を重ねる人がいる。
舞空瞳さんの頑張りには頭が下がります。
102期の首席として入団し、配属された花組で「さぁ、これからヒロイン総なめか!」と思われた矢先に星組に異動。
経験が少ないまま、あれよあれよと研4でトップ娘役に。
当時、首席トップコンビの誕生に沸きましたね。
ですがこのコンビが4年後(別箱公演を)2作連続離れることになるなんて誰が想像できたでしょう。
トップコンビ一時離散
舞空さんの『礼さんにふさわしい相手役になりたい』という向上心はすさまじく、その成長は目を見張るものがありました。
そして、コンビとして油がのってきたころにおとずれた『コンビ一時離散』。
『礼✖舞空コンビを飽きさせないためのリフレッシュ別箱』だと言われた全国ツアーで、凪七さん相手にノビノビ振る舞う彼女を微笑ましく見ていました。
とはいえ、初めて組む専科さんと『星組の顔』として全国ツアーをまわるプレッシャーは相当なものだったと思います。
舞空さんがスゴイのは、そんなプレッシャーすら栄養に変えてしまうところ。
成長した姿を礼さんに見せたいという思いもあったでしょう。お芝居もショーも評判のいい公演になって良かったですね。
はれて、礼さんと再会したものの、まさか次の別箱も離されることになろうとは!
礼真琴休養の影響
舞空さんが礼さんの休養を いつ知って どんな気持ちで受け止めたかを想像すると胸がチクッと痛みます。
ただ、前例のないトップ休養にOKが出たのは舞空さんの存在あってこそ。
劇団が舞空さんに絶対的信頼を寄せていることが分かります。
だとしても別箱2作連続というのはキツイですね。
責任感がつよい彼女のこと、周囲の心配をよそに、礼さんの留守を守るため頑張りすぎるくらい頑張っちゃうと思うんです。
舞空瞳と水美舞斗
ひとつ救いなのは花組時代に縁のある水美さんの存在です。
水美「専科は先の予定が分からないので不安がないと言えばウソになります。ですがそれでも分からないなりに努力を続けてまいります。つぎは博多座でお会いしましょう」
いろんな憶測がとび交うなか、水美さんから前向きなことばが聞けて安心した人も多いのではないでしょうか。
花組全国ツアー『メランコリックジゴロ/EXCITER!!2018』で研10と研3だった水美さんと舞空さんが5年後に専科とトップ娘役という形で共演するなんて、
ほんと、宝塚って面白いところですね。
涙ぐましいほど健気な舞空瞳
前代未聞の星組ニュースをうけ劇団の対応にモヤモヤもしますし、礼さんや水美さんへの思いも尽きることはありません。
しかし今日は(涙ぐましいほど健気な)舞空さんに思いを馳せずにはいられませんでした。
どうか礼さんの休養中 彼女が心穏やかに役と向き合える環境でありますように。
舞空サリー可愛いだろうな~。
『水美・舞空・暁」を混ぜるとどんな化学反応がおこるのか、博多座公演たのしみにしています。
そしてそのまえに、大劇場公演1789で『ことなこ』を堪能したいと思います。